Windows 7の新機能として挙げられる「ライブラリ」。これは仮想フォルダであり、デフォルトでは「ミュージック」「ビデオ」「ピクチャ」「ドキュメント」の四つが用意されている【画面8】。実在するフォルダを各フォルダに関連付けることにより、複数あるフォルダをまるでひとつのフォルダのように扱えるようになる【画面9】。
これまで、画像はすべて「マイピクチャ」へ、書類は「マイドキュメント」へ入れるという運用をしている方は多いと思うが、そうした縛りがなくなる。例えば、ディスク容量の都合でデータを他のドライブに置いていても、ネットワーク上の他のパソコンに置いていても、ライブラリからアクセスすれば一元的に管理できる。
なお、ライブラリは、デフォルトで用意されている四つ以外にも、ユーザが独自に作ることが可能だ。ライブラリの一覧画面で、コンテキスト(右クリック)メニューの新規作成を選ぶと、ライブラリを作成できる【画面10】。