次に、「Nokia 6680」側の機能について見てみよう。
まず、メール機能では、電話会社が提供する一般的な携帯メール、SMSはもちろん、一般的なインターネットメールの読み書きにも対応。POP3/IMAP4に対応し、普段使っているプロバイダのメールを直接「Nokia 6680」で受信することが可能だ。もちろんSMTPに対応するため、受信メールに対する返信やメールの新規送信も行える。
メールの添付ファイルも読める。ドキュメントビューアとしてMicrosoft Word/Excel/PowerPointの各フォーマットに対応する、Quickword/Quicksheet/Quickpointビューアが搭載されており、各ソフトのネイティブフォーマット(.docや.xls、.pptなど)がメールに添付されている場合、これらを閲覧すること可能だ。
さらに、Adobe PDF用のビューアであるAdobe Readerも利用できる。あらかじめメモリカード内にダウンロードしておく必要はあるが、PDFを携帯画面で直接読めるのは便利だ。
これらのビューアは、メールに添付されたファイルはもちろん、メモリカード内のファイルも開くことができる。必要なデータをあらかじめカードにコピーしておけば、携帯電話の画面からいつでもファイルの内容を参照することが可能だ。巨大な画像やグラフなど携帯電話の小さな画面では、必ずしもすべてのデータが表示できるわけではないが、非常に便利な機能であることは間違いない。
そのほかにも、“大人に似合う”スタイリッシュなヨーロピアンデザイン、すばやく操作できるスライド式レンズシャッターを搭載した使いやすいカメラ機能などの特徴を持つ「Nokia 6680」。ビジネス&コミュニケーションの世界を広げてくれる魅力的なスマートフォンだ。ぜひ、一度手にとってみることをお勧めしたい。
【コラム】DoCoMoユーザにおすすめのスマートフォン「FOMA NM850iG」 「Nokia 6680(Vodafone 702NK II)」は、ボーダフォン用の端末だが、Nokia製のスマートフォンにはDoCoMo対応のものもある。それが「FOMA NM850iG」だ。「Nokia 6680」とは一部機能が異なるが、ビジネス&コミュニケーションいずれのシーンでも活躍する基本機能を備えている。「DoCoMoユーザで、スマートフォンを使いたい」という方は検討してみる価値があるだろう。 |