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思い立ったらすぐにはじめられる! オンラインソフトで年賀状を作ろう |
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面倒な宛名書きを楽に行う |
●宛名書き |
さて、イラストができあがったところで、いよいよ宛名面の作成だ。ある意味でパソコンの威力が最も発揮できる作業といってよいだろう。これには「年賀じょ〜ず」を使用する。 このソフトは、その名の通り年賀状の宛名を印刷するためのソフトで、住所管理とハガキの表書き印刷に機能が絞られているが、その分、操作がわかりやすく、使いやすい。入力の結果がリアルタイムにハガキの上にに反映されていくので、年賀状のイメージを見ながらデータを入力することができる。パソコンでのデータ入力に慣れていない人でも理解しやすいだろう。ハガキのイメージは年賀状だけでなく、通常の官製ハガキを選択することも可能だ。 何はともあれ住所を登録してみよう。まず、相手の氏名を入力する。氏名の欄の上にふりがなの入力欄があるが、通常はここは入力しなくてもよい。氏名の欄で漢字入力を確定すると、自動的に変換前の文字列がふりがなとして登録される。 次にドロップダウンリストから「様」「御中」などの敬称を選択する。使用したい敬称がリストにない場合は直接入力することも可能だ。グループの選択では、友人/会社/親戚などを自由に追加/削除することができる。グループを設定しておくと、タブでグループごとの表示が簡単に切り替えられる。さらに、▼ボタンのドロップダウンメニューには同一グループのデータ(宛先)一覧が表示されるので、すぐに目的のデータにジャンプできる。 差出人は、あらかじめ「オプション」から登録しておいた差出人をリストから選択する。これを指定すると、ハガキのオモテ面に差出人の住所、氏名などが印刷される。 あとは、相手の郵便番号と住所を入力すればおしまいだ。住所が長い場合は二分割して登録することができる。分割せずに一気に登録した場合でも、自動的に区切りを判断して2行に配置したり、フォントを自動的に小さくして対応してくれる。数字も自動的に漢数字に変換するなど、細かいところまで行き届いた非常に親切な設計だ。
入力が必要な項目はこれで全部だ。文章で書くと大変そうに思えるかもしれないが、実際にやってみれば非常に簡単なので、気軽に試してみてほしい。あとはこれを人数分繰り返して印刷するだけである。年賀じょ〜ずは、CSVデータの読み込みと書き出しにも対応しているので、他の住所録ソフトとのデータのやり取りも可能だ。また、必要に応じて携帯電話やメールアドレス、家族構成などといったパーソナルデータを登録して管理することも可能だ。
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