次に「スピードアップ」項目でのパソコン高速化について解説しよう。メイン機能である「ターボブースト」は、不要なプログラムを停止させ、メモリを解放する事ができる機能だ。仕事やゲーム、節電といった用途に合わせて自動で必要なリソースを最適化し高速な動作を実現する事ができる。また「スタートアップ最適化」はパソコンの起動時のプロセスを最適化する事で起動時間を短縮する事ができる機能だ。
その他にも古いドライバを更新する事によるパソコンの高速化や、不要なアプリ・ツールバーを削除する事でWebブラウジングの快適化を行なう機能も搭載されている。
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「保護」タブで「アクセス保護」を有効にすると、不正アクセスから個人情報を保護できる。不正アクセスがあった際は警告が表示され、アクセスをブロックする事ができるのだ。「Advanced SystemCare 15 PRO」で、バージョンアップされた「ウェブサーフ保護」や「広告ブロック」を有効にすると、Webサイトの閲覧時、仮想通貨マイニングや悪質な広告からWebブラウザを守ってくれる。また、プライバシーに気を使うユーザは、「ブラウザー トラッキング対策」機能を有効にすれば、Cookieの削除やプライベートブラウジング(シークレットモード)機能を活用して、できる限り個人の特定を防いでくれる。この他、Webブラウザの利用終了時に閲覧履歴を自動消去すれば、更にインターネットを安心して使用できるだろう。
これらの機能以外にも「ホームページアドバイザー」によるホームページ設定の改竄防止や「メールプロテクト」によりスパムやフィッシング詐欺からwebメールを保護する事ができる。
その他の細かな調整は「ツールボックス」に任せよう。Webブラウザの最適化、メモリやディスクのクリーンアップ等、様々な項目から個別に最適化やクリーンアップを実行できる。中でも注目したいのが「Winフィックス」機能だ。デスクトップから「コンピューター」や「ゴミ箱」のアイコンが消えた、Microsoft Edgeが正常に動作しない等、簡単なパソコンの問題ならこのソフトで修復できる。
その他にも「最適化」や「修復」「クリーンアップ」に分類されたツールが20種類以上あり、高度なメンテナンスを行なう事ができる。それぞれのツールに用途が説明されているので、パソコンをより高速化したい、更に快適化したいといった際に役立つツールが見つかる筈だ。
「Advanced SystemCare 15 PRO」を紹介するにあたり、大分前に購入した古いWindows 7搭載のパソコンに導入して効果を試してみた。元々10分近くパソコンの起動にかかっていたが、「システムケア」を実行しただけで1〜2分程度までに短縮された。また、iTunesやWindows Media Player等の動作の重いソフトも快適に起動・操作できるようになった。
新しいパソコンの購入を検討しているなら、購入前に是非一度「Advanced SystemCare 15 PRO」の利用をご検討いただきたい。上手くいけば、投資額はずいぶん抑えられる筈だ。