切り抜き後に気付いた事だが、このソフトは「背景(キャンバス)」の概念がある。
ベースとなるキャンバスに色や画像を設定する事によってキャンバスに余白が発生しない。素材集も収録されているのが嬉しい。
また、背景を自動生成する事もを可能だ。
ボタンクリックで一期一会のデザインを生成してくれる。
次に、このソフトの売りの1つであるアレンジ機能を使用してみた。
これも「背景(キャンバス)」の設定の1つだ。
写真を鏡面加工したり、反転させたり、余白を埋めたい時に使用する加工技術がプリセットになっている。
高度な技術だがワンクリックでできる所が初心者にも優しい設計になっている。
写真やキャンバスの色変更も可能だ。色の変更は作品のボリュームを変更する時によく使用する。作品のデザインはそのままに、全体の色を変更するだけで印象が変わる。
100種類以上の加工後のイメージから選択する事が可能で、画質調整に比べ豊富な色見本から選択できるのが良い。
次に画質調整を使用してみた。補正パターンが27種類プリセットされているが、本音を言えばもう少し補正パターンが欲しい。
だが、補正後のイメージから選択できる所は良い。明るさやコントラスト、色相や彩度は詳細に設定できるので自分好みに補正が可能だ。
簡単だが、図形ツールも搭載されており、直線、曲線、四角形や円形を描く事ができる。
色変更以外にも、ワンクリックで図形を装飾する事ができる。タイトル文字の土台で使用する事が可能だ。
文字、写真加工、背景(キャンバス)、図形といった各種設定の変更、ツールを使用し目立つ写真を作成する事ができる。
その他にも、枠線の付与やクリップアート、QRコードやJANコードの作成等の画像編集機能が搭載されている。
「パッと目立つ!画像加工」は高級な画像編集ソフトよりも機能は少ないが、「よく使う機能」ばかり搭載されている。
ちょっとした写真の編集をするならばこれ1本で十分だ。痒い所に手が届くバランスの良いソフトと言えるだろう。