長い歴史を持つだけあってインタフェースは洗練されており、非常に使いやすい。スマホやタブレットで持ち出して使うこともできるので、想定できる利用シーンも広範囲だ。
筆者が特に「いいな」と思ったのは、ガイドブックでおなじみのマップルが長年のノウハウを基に独自に定義、整備した全国1800以上の観光エリア情報が収録されている点だ。
階層化構造とハイライト表示で、知りたいエリアを直感的に探す事ができるようになっており、ガイドブックさながらのエリア紹介文が、旅行・観光のシミュレーションを快適&便利にしてくれる。眺めているだけでも楽しい気分になれるのでお得だ。
また、そろそろ老眼が気になる筆者に嬉しい機能が、地図上の文字をより大きく表示する「超でっか字」機能だ。
従来からあった「でっか字」スタイルよりもさらに大きな文字表示が可能になったとの事。純粋に助かる。
当然の事ながら地図データは最新の物が収録されている。特筆すべき箇所は以下の通りだ。
- 首都高速神奈川7号横浜北西線(2020年3月)
- 阪神高速6号大和川線(2020年3月)等の新規開通道路
- 南町田グランベリーパーク(2019年11月)
- 高輪ゲートウェイ駅(2020年3月)等の有名開業施設
もちろん、2019年10月に施行された消費税率引き上げに伴う改定料金も反映されている。