インタフェースはスッキリとして使いやすい印象。例えばホーム画面では、現在のパソコンの保護状態を確認できるのはもちろん、画面下には「スキャンを実行する」「(パスワード管理機能)True Key」「アプリケーションの更新」「Cookieとトラッカーを削除」の四つの大きなボタンが設けられ、それぞれの機能をすばやく呼び出すことができる。さらに、ウイルススキャン、リアルタイムスキャン、ファイアウォールといった機能の有効/無効の確認や保護対象デバイスの追加、設定画面の呼び出しなどもホーム画面から簡単に行えるようになっている。
利用できる機能は「パソコンのセキュリティ」「個人情報の保護」「プライバシー」の三つに大きく分類され、画面上部のメニューからも、画面右側の(設定画面を表す)歯車アイコンメニューからもアクセスすることが可能。「個人情報の保護」では、
- 保護レベルや処理内容、フィルタリングルールなどを設定できる「迷惑メール対策」
- インターネット利用時の安全性を確保する「マカフィー ウェブアドバイザー」
- ファイルを復元不能にする「シュレッダー」
を、また「プライバシー」では、
- 子どものWebサイト利用を制限できる「保護者機能」
- Cookieや一時ファイルなどの不要ファイルを削除できる「クイッククリーン」
- 大切な個人ファイルを設定した質問と回答で保護する「ファイルロック」
の各機能を利用できる。
もちろんスケジュール実行にも対応する。インストール直後の初期状態で有効に設定されており、2週間に一度、自動的にスキャンが実行されるようになっている。ユーザーが独自のスケジュールを設定する事も、もちろん可能だ。