設定できる条件と内容はそれぞれひとつずつ。複雑な条件を設定したりすることはできないが、「その場でサッと発動条件と内容を指定して、タイマー開始!」というような使い方にはピッタリだ。筆者が便利だと思ったのが、発動条件に「監視対象のソフトが閉じられたとき」を指定できること。その日、最後の作業用アプリケーションを指定して、ファイル保存後にそのままパソコンをシャットダウンしてもよいし、あるアプリケーションでの作業が終了したら、別のアプリケーションのファイルで作業を開始する、というような使い方をしてもよい。発動内容側のバリエーションがもう少しあってもよい気もするが、「指定のファイルを開く」で工夫すれば、いろいろと対応できそうだ。
「タイマー動作前に音声を出す」機能では、発動まで20秒を切ったあたりで「まもなく……」と合成音声が教えてくれるのだが、筆者のテストした環境がよくなかったのか、この機能は動作したり、動作しなかったりで、どういう条件で動作しないのかもわからなかった。動作ログ機能も、オフタイマー弐式.iniファイルを見る限り、少なくとも直近5回分は記録されるようだが、何回試してみても直近2回分までしか記録されなかった。環境によるものかもしれないが、念のためご報告しておく(【2018年3月6日編集部追記】合成音声およびログ機能の問題はVer.0.2.4.0で修正されていることを確認した)。
(薬袋 壮輔)