「CalcTape」という名前をiOS用アプリ、Android用アプリで知っている方もいらっしゃるだろう。どのプラットフォーム用のものが最初なのかは確認できなかったのだが、今回ご紹介したのは、そのWindows用。「CalcTape」というくらいだから、画面表示がテープ風というかレシート風になっていることが特徴だ。有償のPro版では、変数を使えるようになったり、カスタム(プログラマブル)ボタンをたくさん使えるようになったりと、少し複雑になるが、Free版はシンプル。決して貶しているわけではなく、できることに限りがあるので、使い方にそう迷うことはなさそうだし、なんといっても電卓ソフトとは思えないインタフェースで計算を行うのが楽しい。
特にスマホ/iPad用「CalcTape」をお使いの方なら、何の迷いもなく使いはじめることができるだろうし、まだお使いでない方は、作者曰く“革新的な新しいポケット計算機”をぜひ、試してみていただきたい。
英語を含め、五ヵ国語に対応しているが、残念ながら日本語インタフェースは用意されていない(計算/エディタエリアで日本語を使うことはできる)。
(薬袋 壮輔)