説明にも謳われている通り、“直感的な操作”で使えるファイル/フォルダー情報一覧の作成ソフト。対象のフォルダーを指定した上で、一覧に出力するファイル/フォルダーを選択したり、必要な項目だけを選択したりすることができる。出力時の形式は「HTML」「CSV」「タブ区切りテキスト」から選択・指定できるが、規定値を設定することができ、実際の出力時にそのつど変更することもできる。操作で迷うところがなく、親切な作りだ。
なお、「FileInfoList」の後継バージョンとして「Neo FileInfoList」の開発が進められ、現在、作者のホームページで評価版が公開されている。インタフェースが刷新され、処理速度の向上、出力項目の追加なども行われるとのこと。出力時の形式はHTMLがメインとなり、CSV、タブ区切りテキストはサブ機能となる。2017年5月10日現在、ダウンロードできるバージョンは0.6.0.0。正式公開されるのを楽しみに待ちたい。
(薬袋 壮輔)