特に難しいのが空中浮遊のコントロール。ただ下に向かって撃てばよいわけではなく、銃を発射するタイミングが少しでもズレると上昇することができず、落下してしまう。いつでも安定して空中浮遊ができるようになるには、それなりのやり込みが必要だ。

使用できる武器の種類が豊富なのも悩みどころ（？）のひとつ。武器によって「反動」「射程」「連射」「消費」の各特性が異なり、それぞれ一長一短がある。チャレンジする階層や状況に応じて持ち替えることができればよいのだが、レベルごとにしか持ち替えることができない。そこが悩ましい。

レベルが上がると「フィール」を攻撃してくる「黒の結晶」も登場するようになる。想定プレイ時間は全クリアで1時間ほどとなっているが、実際には後半のレベルがクリアできるようになるのに手間取るだろう。

操作を完全にマスターするまではかなり手強いゲームだが、到達したことのあるレベルであれば、どのレベルからでも再開でき、同様に到達したことのあるステージであれば、自由に選んで練習のできる「トレーニング」モードも用意されている。ルールそのものはシンプルで、各ステージの長さも手頃。達成感があり、楽しくプレイできた。