ソフトを開発しようと思った動機、背景
近年、Appleが好調で、ユーザ数は増える一方です。一部のユーザが従来のiPhone/iPad/iPodの管理ソフト「iTunes」を使い慣れていない点に気づき、より使いやすく、iOSデバイスのデータ管理に役立つソフトを作成しようと考えました。公式のiTunesでは、パソコンからiPhoneへ音楽を送り込むことはできますが、逆はできません。また、いったんiTunesのマルチメディアデータが破損したり、または複数の端末を同期したりすると、ちょっとした手違いでiTunesは端末内のすべてのデータを同期によって消そうとします。
こうした問題を回避するために、そして、iTunesよりもっと使いやすく、快適で軽い操作感のあるソフトを目指し、「AnyTrans」を出しました。iOSデバイス内の音楽、写真、ビデオ、個人データなど、ほぼすべてのデータを手軽に管理することができ、お使いのiOSデバイスとiTunes、パソコン間で双方向のデータ転送、直接デバイス間の転送ができます。
なお、ユーザのみなさまの期待に応えるため、UI/UXを再デザインし、データの転送スピートも飛躍的に向上させた「AnyTrans 5」をリリースしました。自然かつシンプルな操作感、美しく洗練された「AnyTrans 5」は、iOSデータの管理にいままでにない体験をもたらします。
開発中に苦労した点
Appleのアップデートに追いつくため、こちらの開発チームはいつも大きな挑戦に挑んています。新たなiOSに対応できるだけでなく、よりよい操作感や安定性などを求めなければなりません。過去1年間で開発チームは、iOS 8.3以降バージョンのアプリデータの転送制限などの問題を見事に解決しました。
ユーザのみなさまからのフィードバックにも応じて、使用上にあった問題や滞りを速やかに解決するように努力しています。今回の「AnyTrans 5」につきまして、同類ソフトから際立つスピードと快適かつシンブルな操作感の実現も、大変工夫を凝らし、テストの繰り返しに結構時間を費やしました。努力に努力を重ね、やっと「AnyTrans 5」をリリースしました。
ユーザにお勧めする使い方
「AnyTrans」の実用的な機能をぜひご利用ください。例えば……、
●機種変更時には、ユニークなクローン機能とマージ機能がデータの移行に役立ちます。コンピュータに複数の端末を接続すれば、iTunesの複雑な操作から解放し、デバイス間でのデータ移行が手軽にできます。
●個別か一括か、コンツンツの抽出が非常に簡単です。定期的にパソコンにバックアップするのもおすすめです。iTunesに転送することもできるので、元のプレイリストや再生回数、評価などの音楽ファイルの情報もそのまま転送できます。万が一iTunesライブラリが破損したとしても、ワンクリックでiTunesライブラリの再構築ができます。
●iTunesとiCloudのバックアップ全体を復元するまで、その中のファイルにアクセスするのは無理です。「AnyTrans」なら簡単にiCloudとiTunesにアクセスし、あらゆるバックアップをチェック&管理でき、特定のファイルだけを個別に抽出したりできます。
●iTunesは端末と同期する際、対応しないデータ(WMVやAVI)の同期は行いませんが、「AnyTrans」は対応しないデータを自動的に検出し、対応できるデータに変換します。また、変換中も端末に応じて、データの解像度などが最大になるよう、最適化します。もちろん、そうした機能を利用するかどうかは、ユーザが自由に設定できます。
今後のバージョンアップ予定
今後、「AnyTrans」がますます便利で使いやすくなるよう、以下の機能を追加する予定です。
- ビデオのダウロードからデバイスに同期するまでを手助け
- iCloud Drive:iCloudコンテンツを完全把握&手軽に管理
- FastDrive:デバイスをディスクモードにし、USBとして利用可能に
- 多様化なスタイル:多彩なデザイン、惹かれるファッション
(iMobie Inc.)