ソフトを開発しようと思った動機、背景
ドキュメントや画像などのファイルに変更を加える際、修正前のファイルのバックアップを取っておくようにしているのですが、「もっと簡単にバックアップが取れないものか」と思い、開発しました。開発中に苦労した点
登録/解除画面のインタフェースをどのようにすればよいかという点で苦労しました。
ユーザにお勧めする使い方
例えば、共有フォルダ内のファイルは、その場所にバックアップを作成できない場合があると思いますので、そのような場合に、当ソフトにて、あらかじめ指定しておいたフォルダにバックアップを取ると便利です。また、バックアップ先のファイルの容量を抑えたい場合やファイルをメールで送信したい場合は、Zip形式で圧縮するとよいと思います。
また、当ソフトは、デスクトップにショートカットを作成するよりも、右クリックで表示される「コンテキストメニュー」か「送る」に登録して呼び出した方が便利にお使いいただけると思います。
今後のバージョンアップ予定
別ソフトにする予定ですが、当ソフトのような感じのコンセプトで、手軽にファイルを選択してコピーすることができるソフトを開発予定です。
その他(工夫した点など)
シチュエーションに合わせ、五通りのバックアップ方法を選択できるようにしました。
ファイルの末尾に年月日時分秒を付与して、「いつバックアップしたデータか」がわかるようにしました。
アカウントに管理者権限がない場合は、当ソフトを「コンテキストメニュー」に登録することはできませんが、「送る」には登録することができます。
Unicode文字対応アプリケーションのため、各国のWindowsで動作可能です。そのため、画面やメッセージの内容が外国の方でもわかるように、英語標記に切り替えられるようにしています(Zip圧縮は外部DLLを使用させていただいておりますが、Unicode文字対応とするために、Unicode文字対応が行われている外部DLL(7-zip)を採用しました)。
処理完了のメッセージは最前面に表示されるので、裏でバックアップ処理を行っていても処理完了を認識しやすいと思います。
処理状況ダイアログがなるべく邪魔にならないように、半透明のダイアログを採用しました。
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