ソフトウェアを開発した動機と背景
「Polaris Office」は、モバイルオフィスを基盤に開発をスタートしました。人々が常に持ち歩いているスマートフォンで、より簡単で便利に文書を確認できたらと思い、いままで培ったモバイル基盤の技術力を生かし、「Polaris Office モバイルバージョン」を開発しました。スマートフォンでの互換性においては他オフィスと比べても高い再現性を発揮し、サムソンのGalaxy端末にプリインストールされている実績があり、全世界で約9億台もの端末に搭載されました。その中で「Polaris Office」だけですべてのOSに対応できれば、ユーザはより利便性が高くなると思い、「PCバージョン」を開発しました。開発に苦労した点
既存のモバイルオフィス市場では大きな成果を上げましたが、まったく別のPC基盤のオフィスを開発すること自体が挑戦でした。特に、Word、Excel、PowerPointなどの文書形式をひとつのソフトウェアで提供することが一番大変なところでした。しかし、モバイルオフィスを成功に導いた技術力を活用し、ひとつのエンジンですべての文書に対応できるようになりました。
ユーザにお勧めの使用法
「Polaris Office」には、効率的に文書を管理できる便利な機能がたくさんあります。最初に、Googleドライブ、Dropboxと「Polaris Office」を連携してみてください。文書を探すためにいちいち他のクラウドに移動する必要がなく、より効率的に文書作業を行えるようになります。また、固有のURLリンクを利用し、誰とでも簡単に文書を共有することが可能です。メールアドレスを知らない人にもURLリンクを通知すれば共有ができるので、文書のやり取りをスムーズに行うことができます。最後に、PCとスマートフォンに「Polaris Office」をインストールして連携しておけば、接続されたすべてのデバイスと同期化され、家や会社、通勤などでも最新の文書を確認して作業することが可能です。
今後のアップデート計画
今後のアップデートとしては、
- Macバージョンをリリースして、PDFの変換機能を提供(2016年末)
- PDFをWord、Excel、PowerPointに変換して編集できる機能(2016年末)
- 手書き文字をテキストに変換してくれるHWR(手書き文字認識)、画像をテキストに変換してくれるOCR(光学文字認識)などの認識技術を導入予定(2016年末以降)
といったことを予定しています。
(Polaris Office Corp.)