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reviewer's EYE
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■このソフトには、より新しいバージョンのレビュー記事があります。 らくちんCDラベルメーカー20 Pro ワンクリックの画像位置調整機能などでさらに操作性が向上した“定番”BD/DVD/CDラベル印刷ソフト |
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CDをはじめとするディスクメディアが主な対象ということもあり、一般的なグラフィックソフトではかなり手間のかかりそうな作業も、充実したツールで簡単に行えるのが特徴。特に今回は、「18 Pro」限定の機能や「17 Pro」の機能で標準版「18」に取り入れられたものが多数ある。まず「18 Pro」限定の機能だが、主なものだけをピックアップしてもかなりの数に上る。- ・オブジェクトリスト
- 文字やイラストなどのオブジェクトの、重なり順の変更や表示/非表示の切り替え、編集のロックといった操作を行える。ドロー系グラフィックソフトではおなじみの機能。
- ・目立ちタイトル
- 立体ボタン風や背景付きバナー風などの装飾文字を簡単に作れる機能。公式サイトでは「目立ちタイトル」として紹介されている。これとは別に「飾り文字」機能もあるが、こちらには背景がなく、文字の装飾だけとなる。
- ・複数行の文字を円周上に配置
- 曲目リストなどをディスクの外形に沿って配置することができる。
- ・図形スタイルの選択
- 矩形や楕円などのオブジェクトの、枠線や塗り潰しの色指定、塗りつぶしのスタイル指定をポップアップリストから簡単に選べる。
- ・背景柄の自動生成
- フラクタルや万華鏡風の画像を自動生成して背景を作成する。背景柄では素材画像が新たに200点追加された。
そのほかにも、オブジェクトの位置合わせを簡単にできるスナップ機能、写真の切り抜きに便利な拡大鏡や切り抜きポイントの編集といった機能が追加された。「17 Pro」限定で新たに標準版「18」に採用された機能としては、複数画像の自動レイアウトやCD/DVDへの本番印刷前にA4用紙でテストする「試し印刷」機能などがある。こうして書き出してみるだけでも、かなり便利になっていることがおわかりいただけるだろう。グラフィック系ソフトになじみの薄い人でも簡単に使えるし、逆に一般のグラフィックソフトにはないレイアウト関連機能も充実している。MD、DAT、オーディオカセットなどのレガシーメディアにも利用できるので、これらのライブラリを大切に保存している人にもお勧めできる。
(福住 護)
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