充実したサポートで、安心して使える確定申告書作成ソフト。申告書類そのままのイメージの操作画面で、はじめてでも直感的に入力作業を進めることができる。「やるぞ!確定申告2016 for Windows」は、パソコンで確定申告書類を作成するための専用ソフト。実際の申告用紙と同じ様式の入力フォームを使い、申告書A/B、各種明細書などの用紙に直接書き込む感覚で書類を作成できる。提出書類や入力項目に関するアドバイス、データの転記機能、自動計算機能などにより、効率的に書類を作成することが可能。作成した書類は印刷して、そのまま提出できる。電子申告にも対応する。ユーザサポートは無料で、特に2016年2月15日から3月15日の間は土日・祝日でも受け付けてくれる。
起動後に表示されるメイン画面(メインメニュー)には、提出書類に応じた入力画面を呼び出すためのボタンや、申告者の氏名・住所、依頼税理士といった基本情報などを入力するボタンが用意され、これらを使って申告書類を作成してゆく。申告書用入力画面を開くと、書類の縮小イメージと推奨作業手順の説明が表示され、説明にしたがって作業を進めてゆけば、効率的に書類作成を行える。
縮小イメージは、基本情報や所得、税の計算などのエリアに分割され、各エリアをクリックすると、対応する入力フォームが表示される仕組み。フォームは申告用紙の様式に準拠し、該当するフィールドをクリックすることにより、直接用紙に書き込む感覚で入力することが可能。合計金額などの計算は自動で行われる。さらに入力項目名もクリッカブルなボタンになっており、クリックすると別ウィンドウが開いて、当該項目に関する詳細な解説を参照できる。
申告書に添付する明細書などの書類も同様に、実際の用紙に準拠したレイアウトで入力できる。申告書類の入力画面には転記用のボタンが用意され、先に作成しておいた添付書類のデータを転記することにより、入力の手間を省けるだけでなく、同時に入力ミスも防止できるようになっている。
書類は、作成画面上の印刷用ボタンを使って、いつでも印刷することが可能。印刷したい項目も選べる。用紙は白紙または税務署配布用紙から選択できる。白紙を選んだ場合は申告書のレイアウトがそのままプリントされ、申告書類として使用することが可能だ。
そのほかにも、
- 所得の内容に応じて提出しなければならない書類を教えてくれる「提出書類ナビゲーション」
- 控除対象の項目をチェックしておくと、入力漏れを警告してくれる「節税チェッカー」
- 電子申告を行うためのe-Tax機能
など、便利な機能を搭載(e-Taxはアップデータの配布後に利用できる)。「各種設定」では、- ユーザデータの作成や切り替え
- バックアップおよび取り込み
- 過去の「やるぞ!確定申告」や「やるぞ!青色申告」で使用したデータの取り込み
- パスワードの設定
- サポートページへのアクセス
- アップデータのダウンロード
などを行える。過去データの取り込みでは、「やるぞ!確定申告」が2015年版、「やるぞ!青色申告」は2014/2015/2016年版に対応する。2016年版では、パスワード設定によるデータの保護が可能になった。