シンプルかつ実用的なRSSリーダ。記事の配信元をカテゴリーで整理したり、記事にタグをつけて抽出したりできる。「Sputnik」は、ニュースサイトやblogの新着記事を読むための“デスクトップ型”RSSリーダ。Webサービスではないため、使用時のログインなどは不要。ダウンロードし、好みのフィードURLを登録すれば、すぐに使いはじめることができる。画面デザインはシンプルでわかりやすく、使い方も簡単。マウスやキー操作で記事を読み進めたり、Webブラウザを起動して元記事にアクセスしたりできる。
メイン画面は、左側にフィードの一覧と未読記事数のリストが、また右側には新着順に記事が表示される構成。フィード一覧をクリックすると、当該フィードの記事が表示される。記事をマウスで右クリックするかスペースキーを押すと既読となり、次の未読記事に移動する仕組み。記事タイトルを左クリックした場合は、Webブラウザが起動して元記事にアクセスできる。
そのほかにも【↑】/【↓】キーでフィード一覧のスクロール、【←】/【→】キーで前後の記事へのジャンプ、【Ctrl】+【←】/【→】キーのコンビネーションでページのジャンプ、【Enter】キーで表示中全記事の既読への変更といった操作を行えるようになっている。
各記事の下部に用意された「tags」ボタンで任意のタグを付けておけば、タグが付けられた記事だけを抽出することも可能だ。
フィードを登録する場合、Webページにフィードのメタ情報が指定されている場合は、当該ページのアドレスを指定するだけで自動的に認識される。メタ情報が指定されていない場合は、フィードのアドレスを直接指定すればよい。アドレスの登録はテキストボックスに直接入力しても、またブラウザのアドレスバーに表示されているショートカットアイコンやページ上のフィードのアイコンをテキストボックスにドラッグ&ドロップしてもよい。
オプションでは、1ページに表示される記事数やフィードの保存期間を指定できるほか、タグの管理やフィードの削除、インポート/エクスポートの設定なども行える。