通常はキーボードで行うショートカットの入力を、デスクトップ上のボタンクリックで行えるユニークなソフト。「必要な機能をボタンに登録して、デスクトップの四隅などの邪魔にならない場所に配置する」という手軽さがよい。ボタンはそれぞれを個別にマウスでドラッグできるが、ボタンの左端部分をマウスでクリックしてマーク(点)をつければ、ドラッグでまとめて移動することも可能だ。個別のボタンの削除や編集は当該ボタンのコンテキスト(右クリック)メニューから、また新規追加はタスクトレイメニューから行える。ボタンの名前(ラベル)は自由に決められるので、「カット」「ペースト」という機能を示す名称か、「【Ctrl】+【C】」「【Ctrl】+【V】」のようにショートカットキーをそのまま示す名称にするとわかりやすい。
readme.txtなどには説明はないが、「任意のキー」部分に複数の文字キーを設定することもできるようで、「メールアドレスや署名などのよく使う短い文字列を入力する」といった用途にも使える。
(坂下 凡平)