気軽かつ手軽に短時間でプレイできるジャンプアクションゲーム。主人公やモンスターのデザイン、背景のデザイン、エフェクトなども美しい。グラフィックは3Dで作成されているが、ゲームそのものには(一部を除いて)奥行きの概念はなく、2Dの横スクロールアクションゲームの感覚でプレイできるので操作も簡単だ。ステージ数は全部で「5」と手頃。難易度も「洞窟深層部」の攻略まではそれほど難しくない。しかし、時空の欠片を四つ揃えてボスのもとまで辿り着くとなると、一気に難易度が高くなる。時空の欠片のうち三つまでは問題ないが、最後の一つが難物だ。
敵の中でやっかいなのは、なんといっても光弾を放ってくる植物型のモンスター。特にジャンプゾーンに登場することが多く、ジャンプ中や足場に乗っかっている最中に光弾の直撃を受けてしまうと、足を踏み外して足場から落ちてしまうことがあるので要注意。モンスターとは無理に戦う必要はなく、ジャンプして飛び越えてしまってもよいが、HPを回復させるハート型のアイテムやスマフォなどを落とすこともある。HPに余裕があるのなら、なるべく戦った方がよい。
(秋山 俊)