Lee Chantreyです。イングランドでコンピュータプログラマをやっています。私は9歳のとき、3.1だったころからWindowsを使っており、まさにWindows環境とともに成長してきました。約3年前にはじめてAndroidフォンを買いましたが、すぐに「アプリ」スクリーンのすばらしさに気がつきました。Androidフォンでは、1ページに表示しきれないほどの多くのアプリがインストールされている場合、次のページが自動的に作成されます。ページの切り替えはスワイプ操作で自由自在です。そして、WindowsのデスクトップはWindows 95から変わっていないことにも気がつきました。Windowsのデスクトップは15年前から本質的な部分で何も変わっていないのです。私は仕事で1日16時間程度、コンピュータを使っていますが、デスクトップ上は常に数多くのショートカットアイコンやファイルで溢れています。モニタの解像度の限度を超えたアイコンがあり、もはや新規にアイコンを作成することもできません。「どうしてWindowsのデスクトップはAndroidフォンのように新しいページにスライドできないんだろう?」──デスクトップが進化していないからです。
十代のころ、日本のアニメ「ポケモン」を観ていました。ポケモンは、さまざまなものの能力を向上させます。これこそ進化です。Windows 95のデスクトップでできなくて、Windows 7になったらできるようになったことは何かありますか? 何もありません。
必要は発明の母といいます。私は、Windowsのデスクトップに大きな問題があることを理解しました。そして“古の”Windowsデスクトップの問題を解決するために「ViPad」を開発しました。「ViPad」はタブレットと同じ感覚で操作できます。Windows 8の問題は、それがWindowsデスクトップの自然の進化ではないということです。ちょうどWindowsデスクトップインタフェース上に“異様な形で”押しつけられたタブレットユーザインタフェースのようなものです。私の考えでは、「ViPad」こそWindowsデスクトップのより自然な進化です。私は問題を解決するためにソフトウェアを開発します。
ユーザからのフィードバックは大歓迎です。お気軽に「ViPad」への機能追加などをご提案ください。「ViPad」が来年、どのような姿になっているかは私にもわかりません。
(Lee Chantrey)