ソフトを開発しようと思った動機、背景
家計簿をつける場合、パソコンに慣れている慣れていないにかかわらず、手書き派とソフト派に分かれると思います。ソフトは、高度な解析ができ、毎年購入する必要がないのが利点ですが、反面、ソフトの操作を覚えなくてはならず、使いこなすのは容易でありません。これに対し、手書きの家計簿はこの利点、欠点が逆になります。ソフトを使っている人は「もう少し簡単に操作ができないか」と思い、手書きの家計簿を使っている人は「自動で計算してくれたら楽なのに」と思いながら、電卓を叩いていることでしょう。
そこで、どうしたらソフトの利点をそのままに欠点をなくすることができるかと考え、出た結論が「手書きとそっくりな画面にしたらどうか」というものでした。こうすることで余計な操作を覚える必要がなくなり、画面もシンプルで、長く続けることができるようになると思った次第です。
開発中に苦労した点
ユーザインタフェースです。手書きの家計簿に似せるということを念頭に開発しましたので、開発環境の部品のみでは作成できませんでした。特に、手書きの家計簿のようにページをめくる動きを「表」の横スクロールで実現させたのですが、この実装には苦労しました。
また、見た目が単純だとごまかしがききません。画面レイアウトには機能を持たせなくてはならず、機能を持たせるつどに画面の部品が増えてしまいますが、それでは手書き家計簿に似なくなってしまうので、「単純なレイアウトで高機能をどう実現させるか」というところにも腐心しました。
ユーザにお勧めする使い方
手書き家計簿と似ていますので、必然的にインパクトのない画面となっています。このため、機能も低く思われがちですが、グラフ機能や年度をまたいだ比較など、高度な解析もできます。日記の検索機能もお勧めです。1ヵ月間は機能制限なく試用できますので、ぜひ、お試しください。
今後のバージョンアップ予定
できるだけ、ご希望の機能を含めてバージョンアップをしたいと思います。
(noby)