「3DマイホームデザイナーPRO8」は、「間取りプラン」「3Dパース」「プレゼンボード」などを多彩な表現手法ですばやく作成できる業務用住宅・建築プレゼンテーションソフトです。今回、従来からの使いやすさはそのままに、各機能の「見える化」を実施した操作画面「スマートアクセス」を新たに搭載しました。また、屋根や階段などをはじめとしたモデリングの強化や多岐に渡る表現力の向上、スマートフォンやタブレットへの対応など、住宅・建築プレゼンテーションソフトとして全面的なパワーアップを果たしました。
15年目の大改革
1996年の発売以来、主に導入の簡単さを重視してバージョンアップを重ねてきましたが、作業効率が重要なプロユーザさまからのご要望にお応えするべく、このたび、大改革に着手いたしました。作業性の向上を念頭に、近年のパソコンモニタのワイド化に合わせて各レイアウトを最適化。パーツやテクスチャのメーカーごとの絞り込み機能をはじめとした従来のパレット機能の拡張とともに、多くの各種プロパティについてもパレット化し、瞬時に編集機能へアクセスすることができます。
パレットひとつとっても、これまで横のものを縦にするという一見簡単そうに見えることが、実は非常に難しく、pixel単位での調整や「見える化」することによって、別の問題までが「見える」など、開発言語の変更もともなう、非常に苦しい開発でしたが、その甲斐あって、今後の方向性を見渡せるベースができたと思います。
モデリング&プレゼン機能も全面パワーアップ
モデリング面では、お客さまからのご要望も多数いただいていました箱型階段や階段側桁、柔軟な屋根設定、棟瓦の自動生成、間取り画面での塀や外構形状入力、3D画面での多角形形状の直接入力などが可能になりました。
表現力の向上については、作業画面(パース図)上での「アンビエントオクルージョン」に対応いたしました。これは物体の陰となる部分を強調する技術で、入隅や入り組んだ個所の陰影、テクスチャの凹凸感などを強調し、より立体的に表現することが可能です。パソコンの能力向上により「お客さまの前で3Dパースを見せながら打ち合わせをする」というユーザさまが多くなったので、よりリアルなイメージで見てもらえるよう、機能を強化しました。
プレゼン機能についても、以前からご好評いただいている「プレゼンボード作成」機能や「ウォークスルー」機能をはじめ、各フロアの鳥瞰図をワンタッチで見せる「鳥瞰マルチビュー」や、登録視点を自動でループ再生する「スライドショウ」、提案パースを引き立てる高品質な人物素材などを新たに搭載しています。これらも打ち合わせの現場で3Dパースを見せる際のバリエーションとして役立つと思います。
上記以外の部分についても、複数ファイルの同時起動と家具などのファイル間コピーの実現や、テクスチャ&色の連続貼り付け、視点変更機能へのシームレスな切り替え、立面図出力など、非常に実用性の高い新機能を多数、搭載しています。
ぜひ、手に取ってお確かめください
すでに「PRO8」をお使いいただいたユーザさまからも「もう前のバージョンには戻れない」とのうれしいお声をいただいております。まだお使いいただいたことがない方も、以前お使いで、いま現在お使いいただいてない方も、ぜひ一度お試しください。これまで以上に実務の現場で幅広くお役に立てるはずだと思います。
(メガソフト(株))