ソフトを開発しようと思った動機、背景
制作していたシェアウェア作品が完成し、余熱をどう形にするか迷っていました。当時、エンターブレイン様から発売されていた「ツクールシリーズ素材集 和」と「RPGツクールVX Ace」を購入していたため、この二つで和風RPGを作ろうと思い立ちました。国内旅行が好きで、神社仏閣へ赴く機会が多かったのも、影響として大きいです。まず、登場人物のビジュアルから取り掛かり、ひと段落したのち、シナリオの骨子が固まった時期、エトリエ様のサイトで、「和祭」という和風ゲームのイベント企画を発見。ゲームとしては、これへの参加を目標に制作しました。ただイベントでは、完成度50%での公開が限界でした。その後、物語後半を追加し、完成したのが今回の内容です。開発中に苦労した点
主に全体の構成です。明治時代の日本が舞台なので、ファンタジー要素が薄く、リアルの世界でゲーム性を持たせるのが大変でした。山奥の村にそういくつもダンジョンがあっても変だし、スイッチ押すと扉が開くとか移動床とかそんなの普通の村にないし。モンスターだって、普通は一匹現れただけで数百年伝説に残るレベル。なら武器だって、魔法だって……と、いろいろと悩みました。あとは制作時間の確保です。夜中にちまちまと。
技術的には、開発時に新しく使った「VX Ace」は、前バージョンの「VX」をずっと使っていたため、すぐに慣れました。また、RPGとしてはスタンダードなシステムを採用したので、技術的な苦労はあまりないです。
ユーザにお勧めする使い方
自作は毎回「犯人」がいるので、それが誰か考えながら進めると、話がわかりやすいです。あと、登場人物のほとんどは体の一部がファンタジーなので、使える紳士は使えばいいと思います。
クリアするだけならそう時間はかかりませんが、二周目以降はシナリオが若干変化します。また、オマケ要素として「賜与」という収集要素があり、異常なプレイスタイルにもある程度対応しています。あとは……戦闘背景の写真は、国内の観光名所あちこちのものなので、もしかしたら、近所でその場所が見つかるかも。
今後のバージョンアップ予定
特にありませんが、バグ対応はします。
(ガチョピン)