その後、ディスプレイに壁紙だけを表示できるのなら、画像を壁紙にして画像ビューアにしてもよいかなと考えて画像ビューアの機能を加えました。また、壁紙チェンジャの機能も加えたくなって、それも追加しました。その結果、「デスクトップクリーナー」というタイトルからは想像できないようなソフトができあがってしまいました。

後日、デスクトップのコンテキスト（右クリック）メニューからデスクトップアイコンは非表示にできることをはじめて知りました。こんなに簡単にできることを最初から知っていれば、このソフトは作られなかったと思います。「知らないということはよいことでもある」と感じました。

開発中に苦労した点
いくつもありましたが、最近の「壁紙チェンジャをマルチディスプレイ対応にする」点が一番苦労しました。プライマリディスプレイより左や上にサブディスプレイが設定されている場合に、Windows 7では壁紙の原点を変更する方法ではうまく表示されませんでした。試行錯誤して別の方法で解決しましたが、解決するまでに非常に時間がかかりました。

ユーザにお勧めする使い方
お気に入りの写真をスライドショウにして表示すれば、デジタルフォトフレームの代わりになります。ウィンドウを最大化してパソコンを使うことが多い方は、壁紙を変更する条件を「壁紙が見えたとき」にすれば、いつも新鮮な壁紙を見ることができます。マルチディスプレイ環境の方は、画像さえ用意すれば、画像のサイズ変更などをしなくても、ディスプレイにまたがって壁紙を表示できます。

今後のバージョンアップ予定
何か思いついたら機能追加はしていくつもりです。バグなどもまだあると思いますので、ユーザのみなさんからの不具合の報告・要望などをお待ちしております。