シンプルで使いやすい仮想デスクトップソフト。それぞれの仮想デスクトップに識別用の名前(ラベル)を付けることができる。「nSpaces」は、一台のディスプレイで複数の仮想デスクトップを使えるようにしてくれるソフト。仮想デスクトップの切り替え時にあらかじめ指定したアプリケーションを起動させることが可能で、作業内容に応じてデスクトップを使い分けられる。初期状態で利用できる仮想デスクトップは四つ。必要に応じて追加・削減することも可能。
使い方は簡単。起動するとタスクトレイにアイコンが常駐。仮想デスクトップを利用できるようになる。仮想デスクトップの切り替えは、
- タスクトレイアイコンのクリックでポップアップするメニューから選択
- 「Swicther」と呼ばれるサムネイル表示画面をクリックして選択
といった方法で行える。「Switcher」は、タスクトレイメニューから起動できるほか、ホットキーで起動することも可能だ。それぞれの仮想デスクトップには、識別用にラベルを付けることが可能(初期状態ではDefault、Space 2〜Space 4というラベルが付けられている)。ラベルの表示位置や透明度、壁紙や背景色、ホットキー、パスワードなども仮想デスクトップごとに設定できる。ラベル名を表示しないようにすることも可能だ
仮想デスクトップごとに起動アプリケーションを登録しておくことも可能。仮想デスクトップを切り替えた際に、あらかじめ指定したアプリケーションが起動するようになる。
仮想デスクトップの数を変更するには、設定画面でRows(行)、Columns(列)それぞれを「+」または「−」ボタンで増減させればよい。
そのほかにも、
- 「Switcher」の起動・切り替えのホットキー
- Windows起動時の「nSpaces」の同時起動
- 「nSpaces」自体のパスワードロック
を設定できる。