移動速度と搭載されたショットの異なる4種類の機体と、4種類のボムとを組み合わせることで、計16種類の戦法を選択できる。使用する機体によって、画面左側に表示されるパイロットの立ち絵が変わるのも楽しい。画面右下にあるチャットエリアには、パイロットたちの会話も表示されるようだが、残念ながら筆者の腕ではメッセージをほとんど見ることができなかった。

最大のポイントは、なんといってもエネルギーエリアの存在とその利用法にある。エネルギーエリアは、エネルギーさえストックされていれば、【C】キーでいつでも発動でき、敵機と敵弾を破壊するとともに、エネルギーの回収もしてくれる。ただし、通常のバリアとは異なり、自機には追随せず、画面上の展開された位置にそのままとどまり続ける。自機を大きく移動させると、バリア効果の恩恵を蒙ることができなくなる。

画面のデザインがちょっと地味めで、敵の攻撃パターンなども教科書的なため、やや単調に感じられるきらいもあるが、難易度はやや高めで、自分の腕や好みに合わせたプレイスタイルを選択できる。シューティングゲームマニアにお勧めしたりゲームだ。