モーフィングは、イメージが自然に変形してゆく動画を作るためのテクニックのひとつ。画像1が画像2に変化するときの中間の「コマ」を合成して作り出すことを指す。本格的な動画オーサリングソフトでは、コマごとの設定や細かな調整が必要だが、難しい操作はソフトに“おまかせ”で、画像の「対応点」や「ズームアップする場所」だけを指定して、簡単にモーフィングアニメーションを作成できるのが「FotoMorph」の特徴。
同じ要素で構成される類似写真を用いるのがモーフの基本だが、「2枚の画像のまったく異なる要素をうまく対応させ、より変化の大きなアニメーションを作成する」といった使い方もできるだろう。
(坂下 凡平)