アプリケーション自身がエクスプローラに近い感覚で操作できる。一般的なアーカイブユーティリティでよく見られる「まず新規に作成した空のアーカイブファイルを開き、そこにファイルを登録する」といった手順とは異なり、自然な感覚で操作できるのが特徴。エクスプローラのコンテキスト(右クリック)メニューからも同様の感覚で操作でき、アーカイブファイルを日常的に利用することが多い人には便利だ。それだけではなく、フォルダやアーカイブファイルをブックマークとして登録できたり、ファイルの完全消去機能を備えていたりと、エクスプローラにはない魅力も備えている。ファイル管理の補助ツール的な役割もこなせそうだ。
多言語対応版で、もともとは英語表記だが、「Option」メニューの「Localization」から言語ファイルを選ぶだけで、簡単に日本語化できるのもうれしいところ。
国内ではよく使われるLZH形式のアーカイブは作成できないが、読み込み(解凍)には対応している。(ファイルのやり取りを考えない)プライベートな利用であれば、特に支障はないだろう。
(福住 護)