ギャグ+パロディ満載の2Dアクションゲーム。大笑いしながら楽しめる。マップは作り込まれ、やり込み要素も満点。二段ジャンプで攻撃を避け、マップ上を移動しながら敵モンスターと戦う
「崩壊村」は、主人公の「ナス」を操作してモンスターと戦う、レトロな雰囲気漂う2D横スクロールアクションゲーム。ブーメランや日本刀、爆弾、ムチ、インク、変な男など、ネタ満載の武器が数多く登場する。用意されたステージは全8面。
主人公「ナス」は、頭部がナス、身体は人型の奇妙なキャラクタ。プレイヤーはナスを操作して、次々と湧き出してくる個性豊かなモンスターと戦い、ステージ最後に控えるボスを倒してゲームを進めてゆく。ゲームの最終目的は、村を崩壊させている崩壊獣「イヤンカニカニ」を倒すことだ。
操作はキーボードまたはジョイパッドで行う。【←】/【→】キーでナスの左右移動、【↓】で若干しゃがみ、【Z】でジャンプ。二段ジャンプも可能だ。【X】は攻撃ボタン。装備中の武器で敵を攻撃できる。装備している武器にもよるが、【↑】/【↓】を同時に押して、上下方向を攻撃することも可能だ。
武器は、初期状態では「ブーメラン」だが、ステージ上に落ちている武器を拾うことで、変更できる。
ユニークな武器が数多く登場
ゲームには、計15種類のユニークな武器が登場する。
「ブーメラン」は、投げたときと返ってきたときに敵を攻撃できる便利な武器。連投することができ、斜め上、斜め下に投げることもできる。
「ラスター」は、サヤ入りのマメの形をした武器。投げたサヤが何かに当たるとマメが飛び散り、広範囲を攻撃できる。真上や真下に投げることも可能。
「あれ。」は、キーを押している間、前方に炎を噴射し続ける。真上や、条件によっては真下に噴射することも可能。射程距離は無限で使いやすい。
「Bomb」は、2個まで同時に設置でき、しばらくすると四方に爆炎を放出する。左右の攻撃範囲は広いが、タイムラグがあって、若干使いづらい。
「G・Pen」は、前方と真上に投げられる武器。射程距離は長いが、遅くて威力もそれほどではない(あえて選ぶ武器ではない)。
「?」は、全身タイツ姿の「×ドネ申」。連射でき、少々の段差や隙間もおかまいなしに自走する。威力もあり、見た目はともかく、非常に強力な武器だ。斜め上に投げることもできる。
「SamuraiBlade」は日本刀。攻撃範囲が狭いという欠点はあるが、至近距離での攻撃力は抜群だ。
「ShibaCutter」は芝刈り機。攻撃範囲は狭いが、触れたものをたちまち粉砕する。
「DarkClaw」は、自動照準でホーミングする火球を3個同時に発射する強力な武器。使いやすい。
3回ダメージを喰らう前に、次のサブステージにたどり着こう
「CutterKnife」は、抜群の連射性を誇る武器。斜め上や斜め下にも発射できる。
「庭球用武器」は、テニスのラケットとボール。ボールを3個同時に打つことができ、斜め上や斜め下に打ち分けることもできる。
「まきわりムチ」は、恐らく薪を割るためのムチではなく、特定の個人用のムチと思われる。攻撃範囲は狭く、使いづらい。
「Triangruler」は三角に飛ぶ、かなり癖のある武器。
「Manga・ink」は、インク瓶が地面などにぶつかるとインクの波が前方に走り、敵をまとめて撃破できる強力な武器。斜め上に投げることも可能。
「PEPODON」は、「崩壊村」一番のネタ兵器。強烈すぎて、下手をすると自分自身もダメージを受けてしまう。
これらの武器を駆使して、全8ステージのクリアを目指す。ナスのライフは最大3。ライフの回復アイテムは存在しないが、サブステージを移るごとにフルチャージされる。ゲームオーバーはなく、自動で無限コンティニューされる仕組み。武器は死亡時のものが受け継がれる。武器を取るために、あえて危険な場所に突っ込むのもアリだ。
ゲームの難易度は、タイトルメニューで5段階から選択できる。ひとつの武器だけを使ってプレイする「武器縛り」を設定することも可能。隠しで高速モードも用意されている。