ソフトを開発しようと思った動機、背景
いつも「誰も見たことのないゲームを作りたい」という気持ちをずっと大切にしています。新しいゲーム体験をプレイヤーに味わっていただきたいのです。ゲームは私にとってストレス発散の手段のひとつだと思っています。ゲームをするときは爽快感をプレイヤーに感じていただきたいので、そのために新しいアイデアを考えました。ボール同士のぶつかり合いが気持ちよさそうなので、今回はこうしたゲームを作りました。開発中に苦労した点
「誰も見たことのないゲームを作りたい」ので、参考にできるゲームがあまりありません。ゲームのルールもゼロから考えなければなりませんから、非常に時間をかかりました。ひとつのアイデアを完成させても、よくないと思ったら、ほかのアイデアを考えて作り直します──開発の毎日はこの繰り返しでした。
今回、はじめて3Dゲームを開発しましたが、自分のアイデアを100%実現するのは難しいことだと実感しました。開発期間が限られていますので、できなかったら早く別のアイデアを出さなければなりません。また、3D上での計算は初心者にとっては本当に難しいもので、先生に聞いたり、インターネットで調べたり、本を読んだりしながら作りました。
グラフィックデザインは好きで、「できるだけゲームをきれいに作りたい」ということもあり、ゲーム中のグラフィックはほぼすべて自分で作りました。3Dモデルや画像だけではなく、フォントまで自分でデザインし、1ドットずつパソコンで描きました。ゲーム全体の色調整にも結構時間がかかりました。プログラムとグラフィックデザインとの両立には大変に苦労しました。
ユーザにお勧めする使い方
ルールが若干難しいので、取扱説明書を読んでからゲームをやることを強くお勧めします。説明書には、このゲームに関することが詳しく書かれていますので、ぜひ見てください。
「練習モード」も用意させていただきました。練習モードでは、練習専用キーを使えますので、アイテムの効果とボス戦に慣れてから、ほかのマップにも挑戦してみましょう。ゲーム中は【H】キーで「ヘルプ」を呼び出せます。操作がわからなかったら、いつでも確認できます。
ゲームの攻略法はいろいろありますが、これはみなさんに見つけていただきたいと思います。なかなかクリアできない場合は、ゲームに関するヒントも説明書に書かれていますので、チェックしてみてください。ちなみに私の「マップ1」のベストタイムは1分10秒です。ぜひ挑戦してみてください。
今後のバージョンアップ予定
今後の予定としては、
- ゲームバランスの微調整と「取扱説明書」の細部調整
- チュートリアルモードの追加
- ランク判定の追加
- 難易度選択の追加
- 操作方法の設定およびキー設定の追加
- ステージ構成の作り直し
などを考えています。
(神戸電子専門学校)