タイピング練習に迷路ゲームをミックスしたソフト。敵キャラの追跡を振り切って迷路を脱出するスリルを楽しみながら、タッチタイピングを練習することができる。「迷宮deタイピング」はその名の通り、ステージクリア形式の迷宮(迷路)脱出ゲームと、ローマ字入力のタイピング練習を組み合わせたソフト。迫り来る敵キャラに捕まらないように逃げながら、閉じこめられた迷宮から脱出するのが目的だ。
画面は、ゲームを進める「メインパネル」、スコアや制限時間、アイテムなどの状態を表示する「ステータスパネル」、キャラおよびアイテムの位置がわかる迷宮全体のマップ「レーダーパネル」(地図アイテム取得後に表示される)、タイピング練習のための単語が出題される「コマンドパネル」の各パートで構成される。
コマンドパネルには7個の単語が表示され、いずれかの単語を正しくタイプすることで、自キャラの上下左右への移動やアイテムの使用、ポーズ(PAUSE)、ギブアップ(GIVEUP)が行える。出題される単語の種類は、植物や食べ物の名前、スポーツ関連用語、慣用句などさまざま。日本語と入力すべきキーが併記された形で出題されるが、例えばSHI/SIなど、表示されている表記法と異なる表記法でタイプをした場合でも、正解と判定してくれる「自動判定機能」がある。タイプミスは無視されるほか、【Esc】キーで入力をクリアしてやり直すこともできる。
迷宮内には宝箱が置かれ、ポイントが獲得できる「宝物」や、迷宮から脱出できる扉が出現する「鍵」、レーダーを表示する「地図」、ゲーム内の時間を止める「杖」といったアイテムが隠されている。これらのアイテムの使い方がステージクリアのカギとなる。
用意されたステージは敵の出現しない練習ステージと、ステージ1/ステージ2、および隠しステージであるスペシャルステージの計4ステージ。迷宮ジェネレータにより、プレイごとに異なる迷宮で楽しめる。オプションでは、ステージクリアまでの制限時間の有無、3段階の難易度、出題方法(固定またはランダム)が設定できる。