「Runnning Ninomy 3D」はカーソルキーもしくはテンキーとスペースキーを使って操作する3Dアクションゲームだ。「Ninomy」とはこのゲームのキャラクタ名で、職業は世田谷学院大学の教授。その彼を「無事に大学までたどり着かせる」というのがこのゲームの目的だ。3Dポリゴンを使ったキャラクタやコース、オブジェクトは完成度が高く、見ているだけでも美しい。作者のこの作品に対する思い入れが十分に伝わってくる。
▲ ステージ3を疾走するNinomy教授。雪だるまや氷の路面もあるので要注意
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主人公のNinomy教授は、後姿や仕草がどことなく愛らしく、「なんとか彼をゴールまでたどり着かせてあげたい!」と思わせる不思議な魅力を持っている。用意されている3種類のコースはすべて海上に設定されていて、コースの周りには椰子の木や看板、そしてなぜか郵便ポストなどが配置されいる。それらを横目で見ながら赤い矢印に沿ってゴールまでひた走っていくのだ。
しかし、コースには谷や崖、とげなどの障害物が設定されていて、それらをジャンプで切り抜けながら制限時間内にゴールにたどり着かなければならないのだが、なかなか時間内にゴールするのは難しい。制限時間内にゴールに着くためにはコース中に浮遊しているレモンをジャンプして取ることがポイント。そうすると制限時間が少し延びる。
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▲ 空中のレモンをジャンプして取れば、制限時間を延ばすことができる
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ジャンプのタイミングも最初はつかみずらいと思うが、ひとつの溝(!?)を越えるだけなら2〜3回もやればすぐなれるだろう。しかし、複数の溝が連続して現れた場合はタイミングよくジャンプしなければならない。これが結構テクニックが必要で、油断すると海の中へくるくると回転しながら落ちてしまうのだ。だが、何回か失敗を重ねて難関をクリアすると独特の達成感があり、それを一度味わってしまうとやめられなくなる。
さあ、難関をクリアしてゴールまでひた走ろう!
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