さて、スケジュール管理ソフトにはどんなものがあるかがわかったところで、使う人のタイプ別にどのようなソフトが合うのかを考えてみよう。タイプ別のお勧めソフトも紹介する。
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■PowerBookユーザに
- PowerBookで使うには、なんといってもウィンドウが小さいことが重要。しかもできるだけ使用メモリサイズが小さい方がいい。住所録やメモなども管理できればいうことなし。というわけでPIM系ソフトがお勧めだ。
- CutyMate → ウィンドウが小さく、PIM以上の便利な機能もお勧め
- SlimCalendarDA → 小さいウィンドウにしておけるので邪魔にならない
- JoyKeeper → 1日の予定がきっちり管理できるのでビジネス用にも使える
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■ついつい予定を忘れがちな人
- 予定があるのを忘れがちな人なら、リマインダ機能があるソフトが便利。リマインダソフトのほか、スケジューラやカレンダー系でも予定の時刻になると警告するタイプ、あるいはその日最初にMacを起動した時に予定を表示してくれるようなタイプのソフトがお勧めだ。予定時刻が来る前に予備警告させることができる機能があれば、さらに安心度は高くなる。
- KiKi → 女の子を眺めながら作業できるのも楽しい
- ScheduleBoard → 警告がすぐ消えないので安心
- JoyKeeper → ソフト起動時に、近々の予定を一覧表示してくれる
- あゆみちゃん → 何日も前から警告するように設定できる
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■日記としても使いたい人
- 日記としても使いたいという人には、日記系やメモ系がお勧め。あとになって日記だけを単独で見ることができるもの、SimpleText書類として日記を保存できるものなどが便利だ。普通のスケジュール管理ソフトでも、予定記述欄の文字スペースが多いものなら、日記として利用できる。
- MemoDiary → 日記機能を搭載。パスワード機能もあって安心
- TableDiary → 項目を切り替えられるので、視点の違った日記もつけられる
- Simple Diary → 普通の手書き日記を思わせるインタフェースが楽しい
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■休日が変則的な人
- 仕事の都合などで休日が変則的な人の場合、毎週の休日が土曜、日曜で固定されたソフトだと何かと不便なことが多い。休日のカスタマイズができるソフトがお勧めだ。
- SiC1 → クリック一発で休日・祝祭日を変更できる
- ScheduleBoard → すべての土曜日を休日に設定することも可能
- あんな所にカレンダー → さまざまな設定が自由にできる
- JoyKeeper → カレンダーへの入力で自由に設定できる
- JJWorks → カレンダーへの入力で自由に設定できる
- まみむメモ → 「第〜週の〜曜日が休日」というような設定が可能
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■職場で使いたい人
- 1台のMacを複数の人が共有するような場合は、まずパスワード機能が付いているものを選びたい。さらに仕事用とプライベート用で使い分けたい人には、複数書類によるスケジューリングをサポートしているソフトがお勧めだ。顧客管理などもいっしょに行いたいならPIM系ソフトが便利だ。
- CutyMate → 細かな各種機能を備え、常駐させておくだけの価値あり
- Memorize → ToDoやURL機能もあり、幅広く役立ちそう
- JJWorks → 機能は多彩だが、動作は機能ごとに別々に行えて軽快
- TableDiary → カレンダーが2枚構成になっているので仕事用、プライベート用として使い分けが可能。パスワード機能もある
自分の気に入りそうなソフトは見つかっただろうか。まずは自分に合ったタイプの中から候補をいくつかに絞って実際に起動してみよう。いくつか使ってみるうちに、必ずしっくりくるソフトが見つかるはずだ。
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