「Lunascape」は、Trident、Gecko、WebKitのレンダリングエンジンに対応する多機能ブラウザ。ページ閲覧中でも3種類のエンジンを切り替えられる。
最新バージョンの「6」では、アドオンの対応が強化されている。これまでも「Lunascape」用のプラグインと、IEのTridentアドオンを利用することはできたが、さらにFirefoxなどのGeckoアドオンも使えるようになった。一部を除き、Firefoxのアドオンをそのまま「Lunascape」で流用することも可能だ。サイドバー型のアドオンであれば、Firefoxと同様にフローティングさせることもできる。
基本的なタブブラウザの機能に加えて、検索バー、マウスジェスチャ、キーボードショートカット、RSSリーダ、閉じたタブの復元、分割表示などの機能も搭載。タブで複数のページを表示している場合、適用するレンダリングエンジンはタブ単位で指定できる。「このページはTridentで、このページはGeckoで表示」といった使い方が可能だ。
スキンを変えることで、ウィンドウの外観を変更することも可能。デフォルトでは5種類のスキンが用意去れ、初回起動時には「6」で新たに追加された「ORION」スキンで表示される。追加のスキンは「Lunascape」の公式サイトからダウンロードできる。