ここまで紹介してきた4本のソフト。筆者としては、最初に紹介した「Comfortable PC」から順に導入してゆくイメージで記事を書いてきた。
まずは「Comfortable PC」で、サービスやスタートアップを見直し、レジストリをきれいにする。これでWindowsの起動や動作にかかる速度が上がるはずだ。次に、ハードディスクの無駄を整理する「重複確認」を使う。明らかに同じものだと思えるファイルは、どんどん削除してゆこう。ここでいったん「大そうじ」は終了だ。
続けて、常にパソコンを快適にするための処置を施す。多くの場合、パソコンを使えば使うほど、定期的に使わないファイルが作られてゆく。そうしたファイルを「fdel」で削除していくとよい。バックアップソフトと連係させて、「fdel」で削除する前に他メディアへと待避させる使い方をしてもよい。仕上げとして「めもりーくりーなー」を常駐させ、常にメモリを効果的に使えるようにする。これで年明け(というよりも導入した直後)から、快適にパソコンを使えるようになるはずだ。ぜひ試してみてほしい。