今回取り上げたソフトは、いずれも“定番”といえるテキストエディタだ。記事をお読みただければわかると思うが、最近のテキストエディタはほぼ“基本機能では差がない”。よって多くの場合、各ソフト独自の機能でソフトを選ぶことになる。
これまでに「メモ帳」以外のテキストエディタを使ったことがない方は、フリーソフトの「TeraPad」が第一候補になるのではないだろうか。「メモ帳」で文章を書くよりは、格段に利便性が高いはずだ。プログラムのソースコードを書く、巨大サイズのデータベーステキストを扱うのであれば「秀丸エディタ」「EmEditor」をお勧めしたい。
プロの文章書き――いわゆるシナリオライター、脚本家、記者、編集者などは「秀丸エディタ」「O's Editor」が候補といえる。ただし台本を書くのであれば、筆者は断然「O's Editor」が便利だと感じた。特に台詞などのインデントを細かく決められる点が大きい。これは他のテキストエディタにないユニークな機能だ。
ここで紹介したソフトは、シェアウェアを含めていずれも試用可能なので、実際に触ってから決めるのがよいだろう。