「MQRssReader3」は、ポップアップとティッカーの2モードを搭載したRSSリーダ。ティッカー時には(最前面表示であっても)一時的にウィンドウを隠せるステルス機能を利用できる。
初期設定では、デスクトップ上で常にヘッドラインを流し続けるティッカーモードになっている。オプションで「ポップアップ表示」に切り替えると、新しい情報を受信したときだけティッカーが表示されるようになる。ティッカーは、デスクトップ上の任意の場所に移動させることが可能。ティッカーの透過率や背景色、文字色も自由に設定できる。
ティッカー上にはいくつかのボタンが用意されている。「Web」を選ぶとInternet Explorerを開き、現在表示されているヘッドラインの記事ページが表示される。「覧」では、現在表示されているヘッドラインを提供するWebサイトのヘッドライン一覧が時系列順に現れる。そのほかにも、表示を一時停止したり、前後のヘッドラインに表示を切り替えたり、設定画面を開いたりといったボタンが用意されている。
ソフトの大きな特徴であるステルス機能は、ティッカーを常時表示しているときに使用できるもの。ティッカー上でボタンを除く任意の場所をクリックすると、ティッカーが消えて3秒後に再び現れる。一時的にティッカーを隠したい場合に便利だ(ただしティッカーが最び出現するまでの時間は3秒で固定されており、変更できない)。
タスクトレイメニューからはオプションを設定したり、メイン画面を開いたりすることが可能。このうちメイン画面はフィードの管理を行うためのもので、ツリー形式のフィード一覧が表示される。OPMLのインポート/エクスポートにも対応する。初期状態では「ゲーム」「ショッピング」「テレビ局」などのフォルダが用意され、多数のフィードが登録されている(ソフト初回起動時の選択で、初期フィードの登録を削除することもできる)。