解像度、色数、画像形式などの情報を自動的に取得して、まとめてファイル名を変更できるシンプルなリネームソフト。
メイン画面のインタフェースは非常にわかりやすい。ツールボタンが左側に並び、中央には読み込んだファイルの一覧が表形式で示される。右側はプレビューエリアで、画面中央の表で選択している画像のプレビューが表示される。
画像を読み込むと、各画像ファイルのファイルパスとファイル名、バイト数、色数、ピクセル数、解像度、圧縮方法、拡張子が示される。リネーム処理では、このうちファイル名以外の各情報を利用できる。それぞれの情報をリネーム時に含めるかは、画面下のチェックボックスから個別に選択できる。例えば、色数とピクセル数のチェックをONにして、色数がRGB24ビット、ピクセル数が1,600×1,200の「01.jpg」をリネームすると「01_RGB24_1600x1200.jpg」となる。
対応する形式はJPEG/JPEG2000/BMP/GIF/TIFF/PCX/FPX/PNG(TIFFのJPEG圧縮形式は対象外)。仮に拡張子が本来のファイル形式と異なっていた場合でも、リネーム処理時に自動で修正してくれる。
大量の画像を整理する際、いちいち画像ビューアなとで画像サイズや色数をチェックすることなく、ファイル名で判別できるようになるのは便利。ファイルの読み込み処理やリネーム処理が軽快で、快適に使える点もポイントが高い。