各ソフトが搭載する機能は少ないものの、デザインやレイアウトを設定したり、特定のHTMLファイルの作成など、ホームページを作成する際、特定の場面で役立つソフトを集めてみた。最後に、それらのソフトの特徴をまとめてみよう。「Frame Factory」は、フレームページを簡単に作成できるソフト。あらかじめHTMLファイルを用意しておけば、作成するフレームのタイプを選択すればよいだけと、簡単に操作できるのが特徴。実際に作成できるページのイメージを見ながら選択できるのも魅力だ。
「EasyCSS」は、ホームページのデザインを設定するためのスタイルシートのソースコードを作成するためのソフト。文字の設定やスクロールバーの表示色など、一つひとつ設定することができる。数値や色を指定していくだけでよく、スタイルシートの知識はまったくなくても安心して利用できるのがうれしい。
「色取鳥i」は、さまざまな方法でカラーコードを取得できるカラーピッカーだ。数百におよぶサンプルで実際に色を確認しながら、HTMLで表示可能なカラーコードを取得できる。カラーコード以外にも、iモードの絵文字用Shift JISコードを取得できるなど、さまざまな場面で活用できそうだ。
「まっぷエディタ」は、図形を使って範囲指定でき、手軽にクリッカブルマップを作成できるソフト。範囲指定を失敗した場合の復帰に一手間かかるが、複雑なクリッカブルマップでも簡単に作成できるのは魅力的だ。
「すなねぃる!!」は、大量のデジカメ写真をホームページで公開する際に便利なソフト。画像のサムネイルを一括作成でき、一覧をHTMLファイルにまとめられる。たくさんのデジカメ写真をホームページに掲載したい人にはうってつけのソフトだ。