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さらにパワーアップした“傑作”コミカルアクションゲーム
もずポンDX for Windows Version 1.0.0
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プレイ自体はブロック崩しそのものといってもいいのだが、単なる亜流に終わらない楽しさにあふれている。特にキャラクタの動きや軽快なBGMは、何ともいえないコミカルな味わい。ゲームバランスも良好で、誰でも気軽に遊べ、なおかつ飽きのこないゲームだ。
「もずポン」にはすでにMac版があり、そちらも好ゲームだったが、Windows版は“Deluxe”とつくだけあって画面効果やサウンドなども大幅にパワーアップしているし、新登場のボスキャラもなかなかおもしろい。しかし何といっても印象的なのはやはり「じょせふぃーぬ」。普段は裸だが、ときどきいろいろなコスチュームを着て現れる。特にバレエの衣裳を身にまとい踊る姿は必見! 右画面では動きが伝わらないのがもどかしい。Mac版ではいわば単なるおじゃまアイテムだったが、ここに来て「怪しいキャラクタ」としての個性を確立したようだ(笑)。 いまコレを読んでいるあなたが仮に元Macユーザで、すでにMac版をプレイしたことがあり、なおかつ「Windows版はシェアウェアになっちゃったんだよなー」と思っているとしても、プレイしてみる価値は十分にあると断言しよう。 なお、Windows 98ユーザ以外は、動作にはDirectX 5以上が必要。
(福住 護)
作者のホームページはこちら。 |
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ソフト作者からひとこと
これはゲーム作りに限った話ではないんですが、「もずポンDX」で最も苦労した点は「完成させること」だったと思います。たとえて言うならば、障害物競走+マラソンってところでしょうか。網をくぐりハードルを倒しながら、ひたすら見えないゴールを目指す、そんな孤独な作業が続きます。唯一の救いは、終点が見えるころはコースが下り坂になり、テープを切るころにはスカイダイビング(やったことはないけど)に似た爽快感が得られるという点です。このプログラマーズハイのためにゲームを作っているのだとしたら、私は長生きできないかもしれませんねぇ(苦笑)。 なんて作者の愚痴を読んでる時間があったら遊んでやってくださいな。あ、そうそう、マウスに八つ当たりしちゃダメですよ。 (長松 昭)
※ この記事は、'99年1月28日に公開されました。
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