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スライドショウも作れる統合画像管理ソフト
ART Image Master Version 3.0
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![]() ![]() 同じ作者によるART Viewer Lite、ART Streamerの上位版として位置付けられるソフトで、全体的に見て「中上級者にも満足のいく機能を提供している」といえる。 ただ、レタッチ機能のフィルタのユーザインタフェースに関して、筆者個人としてはやや違和感が残った。シャープネスやエンボスなど、各機能のチェックボックスをオンにしてから実行する仕掛けになっており、試しにやってみて元に戻したあと、チェックボックスをオフにするのを忘れることがあった。チェックを付けてあるフィルタがすべて有効になるので、油断しているとシャープネスとエンボスを掛けて色補正をするなどという意味不明なことをしてしまう。といっても、筆者が普段PhotoShopを使っているせいか、複数のフィルタを同時に実行できる仕掛けに慣れていない、というだけで、機能的に不備があることではもちろんない。
(藤田 洋史)
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ソフト作者からひとこと
統合画像管理ソフトは私の最も作りたかったソフトの一つです。以前にここの週刊ソフトニュースでご紹介いただいた画像閲覧ソフトART Viewer Liteと画像一括変換ソフトであるART Streamerの両方のソフトを同時にユーザ登録していただける方の割合が多いことから、統合的な画像の取り扱いが望まれているものと励まされて'98年の7月中旬にやっと初回のリリースを行うことができました。 ART Viewer Liteの週刊ソフトニュース掲載時に私がコメントしていたソフトで、その時点でも開発の7割程度は進捗していたのですが、それから半年も要するほど実行速度、操作性、品質などの向上に力を入れ、忍耐の必要な開発であり、苦労した点でもあります。 今後も閲覧と一括変換の各ソフトは専用ソフトとしての機動性を生かすためにバージョンアップを継続するとともに、ART Image Masterにおいてはより統合的で高度な機能を実現していきます。 (長橋 かずなり)
※ この記事は、98年08月06日に公開されました。
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