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Running Ninomy 3D Release 1.1 走る、走る、教授が走る。異様に元気な教授を操って、谷あり絶壁ありトラップありの通勤路を走破する3Dアクションゲーム。難易度は高いが、操作性がよく、趣向を凝らしたコースも楽しい。ハマること間違いなしのゲームだ。
●美しいが命がけの通勤コース ![]() だが、この通勤路というのがとんでもないコースなのである。あちらこちらに谷があり、ちょっと油断をすると海に落ちてしまう。断崖絶壁や、上を走ると崩れ落ちてゆく丸木の橋、つるつる滑る氷の固まりなどもある。なぜか、触れただけでアウトのトゲが地面に植えられている地点まであるのだ。このコースを教授は異様な元気さで駈け、ジャンプして通り抜けて毎日大学に通勤するのだ。 ●連続ジャンプが勝利の鍵か? ![]() ![]() ルールは単純だが、ゲームの難易度は非常に高い。コースを覚えるほどやらないと、どのステージもクリアすることはできないだろう。ただし、ゲームバランスは非常によく考えられており、コース自体の長さも長すぎないため、何回繰り返しても飽きることはない。繰り返すたびに少しずつ走破距離が延びていくのはある種の達成感もあり、快感である。スーテージが進むにつれて当然、障害にも趣向が凝らされてゆき、難易度も上がる。全ステージをクリアしエンディング画面を見るのは至難の業であろう。 それにしても、市販のゲームにも匹敵するこれだけの作品をフリーで配布し、希望者にはソースまで無料で提供する(同梱のReadMe.txtに詳細がある)という作者の太っ腹さには心の底からの拍手を送りたい。 なお、動作にはDirectX5が必要。
(秋山 俊)
作者のホームページはこちら。 ソフト作者からひとこと 「Running Ninomy 3D」は某大学のかわいい(?)教授をモデルにした文字通りの3Dゲームです。実はシリーズ第4作目で極ローカルな地域で流行っていたのですが、3Dでようやくメジャーデビューですね(笑)。 制作費は制作日数×Marlboroです。卒業研究と平行して作っていたので先生には何度いやみを言われたことか……。いいじゃないですか、卒研はしっかりやったんですから。 ゲームについては一見、簡単そうに思えますが、はっきり言ってちょー難しいです。でも、やった回数に比例してうまくなっていくはずなのでがんばってください。感動(?)のエンディングを見られるのは真のニノラーのみ! ソースもGPLで配布しているので学生Hackerはぜひ、改造やパッチ当てしてみてくださいね。なお、Running Ninomyシリーズの開発はこれで終了です。今後はネットゲーに挑戦しますので、ぜひご期待ください。 音楽を作ってくれたセンタイBlackに感謝します。ところで、このモデルになった教授……ゲームの存在を知っているのでしょうか……。
(情報科学研究センタイRED)
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