顔文字やアスキーアートを簡単な操作で他のアプリケーションに貼り付けられるソフト。最大3,000個以上の顔文字・アスキーアートを登録・利用することが可能。「かおぷ〜」は、あらかじめ登録された、
- 文字と記号の組み合わせで人の表情などを1行で表す「顔文字」
- 複数行の文字と記号でイラストを描く「アスキーアート(AA)」
を他のアプリケーションに貼り付けるための顔文字入力ソフト。さまざまな種類の顔文字やアスキーアートをページ単位で管理し、すばやく利用できるようにする。よく使われる顔文字(アスキーアート)が約300個、あらかじめ登録済み。画面で選択してクリックするだけで、メールなどの編集中文書に貼り付けることができる。用意された9ページ(タブ)には、さらにそれぞれ16の項目(分類のためのカテゴリー)が用意され、必要なときにすぐ画面に呼び出して利用できるよう工夫されている。メイン画面は、ページを選択するためのタブ、項目を選ぶためのボタン、登録済みの顔文字(アスキーアート)を一覧表示するリスト、さらに年月日と現在時刻を示す日付エリアなどから構成される。顔文字用には9ページ×16項目×20個の登録(入力)エリアがあり、最大で2,880個の顔文字を登録・利用することが可能だ。
顔文字(アスキーアート)を利用するには、(1)貼り付け先アプリケーションの挿入位置をクリックし、(2)「かおぷ〜」で、(タブ→ボタン→)リストの順で選択してクリックする。これで選択した顔文字が貼り付けられる。
顔文字の登録は設定画面で行う。(1)登録先のページと項目を選択し、(2)追加するリストの位置を指定して、顔文字を入力すればよい。初期状態ではあらかじめ、感情を示す「笑い」「楽しい」「怒り」「悲しい」や心理状態を示す「疑問」「考える」「驚く」「あせる」、行為を示す「挨拶」「返事」などに分類された顔文字はページ1に登録済み。登録済みのものも含め、項目名や顔文字(アスキーアート)はユーザが自由に編集できる。
アスキーアートは、初期状態で1個だけがサンプルとして登録され、最大180個(9ページ×1項目×20個)まで登録できる。複数行にわたるアスキーアートの場合、メイン画面のリスト上では1行のみの部分表示となるが、当該行にカーソルを合わせることで、全体像をツールチップで確認できる。アスキーアートの登録・編集は、別ウィンドウの「アスキーアート設定」画面で行う。
そのほか、
- 複数の顔文字の一括登録(最大20個)
- 表示色の設定(ウィンドウ背景、選択ボタン、ツールチップなど)
- 時計表示の設定(年月日、時刻、両方)
などが可能だ。