炎を操って、自然界の均衡を壊す植物や植物の進化体を燃やしながら、ゴールを目指す3Dアクションゲーム。自然界の均衡を壊す植物や敵モンスターを高熱で焼きながらゴールを目指す
「FIREMAN」は、燃えさかる炎を主人公(自機)にした、ユニークで難易度の高い3Dアクションゲーム。炎の勢いを弱める水や冷気などの障害物、モンスターや巨大モンスターといった敵の間を潜り抜け、草木や花、看板など、あらゆるものを燃やしながらゴールまで突き進む。
ゲームの主人公「FIREMAN」は意識を持ち、高速で自由に移動できる炎。FIREMANの周囲には高熱が渦巻き、触れた植物や木製のオブジェクトなど、あらゆる可燃性の物体を燃やすことができる。FIREMANの敵は、強大な力をつけて自然界の均衡を崩すまでになった「グリーン(植物)」と、攻撃力を備えるようになったグリーンの進化体「グリーナー」。グリーナーの攻撃をかいくぐりながら、可能な限りグリーンを燃やし続け、自らの炎が燃え尽きる前に、ゴール地点にたどり着けばよい。
ゲームは複数のWORLDからなり、各WORLDは4ステージで構成される。ゲーム開始時点でプレイできるのは、WORLD1の第1ステージ「GREMER」のみ。ステージクリアすることで次のステージがアンロックされ、プレイできるステージが増えてゆく(クリア結果などはオートセーブされる)。第4ステージでは対ボス戦も用意されている。さらに、好成績でステージをクリアし、リザルトランクSを獲得すると、エクストラステージをプレイできるようになる。
アクセルモードやアップドラフトを上手に利用して、ステージ上を自在に移動しよう
操作はキーボードで行う。自機は、カーソルキーで上下左右に移動させることができる。同じキーを2回連続で押すとダッシュ(【C】でもダッシュ可能)。マップの向きは固定ではなく、ステージによっては端の方に移動すると、自動的に回転する。直進しているつもりが勝手にカーブしてしまって危機に陥ったり、ゲームオーバーになってしまったりすることもあるので要注意だ。
【Z】は「アクセルモード」。画面左上に表示されるパワーゲージが一定値たまった状態で【Z】キーを押すと、自機が「フェニックスオーラ」と呼ばれる光のオーラをまとう。この状態のときは高速移動することが可能。経過ダメージも物理攻撃以外のダメージも受けなくなる。その代わりにアクセルモード発動中は、時間の経過とともにパワーゲージが減少し、ゲージがなくなるとモードが終了する。アクセルモード終了後、通った道筋には強い炎が発生し、グリーンなどに大ダメージを与えることができるのも特徴。パワーゲージの値は、グリーンを連続で燃やしてコンボをつなげることで増やせる。
【X】はジャンプ。燃えているグリーンの近くに発生する浮力「アップドラフト」を利用しながらジャンプすることで、高いところに上ったり、水上のグリーンを安全に燃やしたりすることが可能だ。
グリーンを次々と燃やしてスコアを稼ぎ、ライフを増大させ、火力をアップさせよう
ゲームの目的は、自機のFIREMANを操って、ステージ奥にあるゴールの台座に到達すること。ゴールまでの道程でグリーンなどを燃やすことにより、スコアを稼ぐことができる。なかでも重要なのがピンク色の花「1万花」。燃やすと高得点が入る。ただし、厄介な場所に生えていることが多い。
アクセルモード時を除き、FIREMANのライフは経過ダメージで時間とともに減少する。もちろん、グリーナーの攻撃でダメージを受けてもライフは減少する。ライフが0になると自機の火が消え、ゲームオーバーとなる。
FIREMANの炎の大きさはライフの残量で変化する。炎は大きい方が当然、燃やせる範囲が広く、火力も強力だ。ライフを増やして火力をアップさせるには、ステージ上のグリーンや矢印の立て札などを次々に燃やし、それらが燃え尽きたときに発生する「木炭」を集めればよい。ライフが一定値を超えて炎が拡大すると、直接触れていない、少し離れた場所のグリーンを燃やすこともできるようになる。
グリーナーの吐く息や、ステージ上に生えているキノコの胞子に覆われると、自機が状態異常になる。状態異常の間は、炎の色が変化する。赤では移動が遅くなり、青では滑るようになる。緑では操作感覚が変わってしまうという具合。複数の色の胞子に覆われると、複合した色の状態異常となる。状態異常は一定時間で自動回復する。