7タイプのAIを相手に対局を楽しめる、オーソドックスな四人打ち麻雀ゲーム。五枚麻雀、ポンジャン、チージャンなど、9種類の牌ゲームもプレイできる。オープン対局やAI同士の対局の観戦もできる四人打ち麻雀
「綿雀荘」は、バラエティ豊かな7タイプのAIとの対局を楽しめる麻雀ゲーム。メニューから選択できるのは、
- AI 3体との対局が可能な「半荘開始」
- 全員の手牌が見える状態で対極をする「オープン対局」
- AI 4体の対局を観戦できる「観戦」
- 特殊ルールのゲームを楽しめる「牌ゲーム」
- 半荘戦の戦績を確認できる「戦績」
の各項目。「オープン対戦」でのAIの思考は、通常の対局時(見えていないとき)と同じ。ルールは25,000点持ち、30,000点返しの東南戦。西入りはない。聴牌連荘(親がノーテンなら親交代)。赤ドラはなし。クイタン、後づけ、食い変え、形式聴牌はあり。暗槓への槍槓等、国士無双の特例はない。九種九牌、四風連打、三家和、四家立直、四開槓による途中流局やダブロンはあり。包や責任払いはない。トビありなどとなっている。向聴数やフリテン状態、山ヅモの残り枚数なども表示され、初心者に優しい
操作は、キーボードまたはゲームパッドで行う。捨て牌の選択は【←】/【→】キーで行い、決定キー(【Z】/【C】/【Enter】/スペースキー)で、選択された牌を捨てる。ポン、カン、チー、ツモ、リーチなどが可能なときは、画面に選択肢が表示される。【↑】/【↓】で選択肢カーソルを移動して、決定キーで選択した動作を実行できる。鳴きのキャンセルや観戦の終了などは、キャンセルキー(【X】/【Esc】/【Num 0】)で行える。
【A】キーは押している間、選択肢ウィンドウなどが半透明化する。【S】はオートパス。押している間、ロン以外の鳴き判定を自動で飛ばす。【D】はオートパス+自動ツモ切り。ロンとツモが可能なときは止まる。【S】/【D】で、「観戦」時の早送りも可能となっている。
ゲームの特徴のひとつが対局中、自分の手牌の下に向聴数が表示されること。手の進み具合などが具体的にわかるので、特に初心者にはありがたい。山ヅモの残り枚数も画面中央に表示される。さらにリーチの際、捨てることのできる牌だけが明るく表示されるのもわかりやすい。フリテン状態も表示される。
条件を満たすことでプレイできるようになる9種類の牌ゲーム
対局できる思考ルーチン(AI)は全部で7種類。「ハヤテ」は、基本のメン・タン・ピンを意識した打ち方をし、聴牌率が割と高い。「ヤックン」は、役牌が大好きで、ひとたび役牌を手にすると、怒涛の鳴きを展開する。「ポンポン」は、ポンだけで役を作ろうとする。「オソメ」は、染め手が大好き。混一・清一・字一などを狙ってくる。「モクテン」は、鳴き・リーチともにほとんどなく、ダマテンで高めの手を狙う。「ビックス」は、デカイ手が大好き。役満も狙ってくる。「ドーラ」は、ドラが大好きで、ドラ周辺の牌も保持する傾向がある。ドラを増やすために積極的にカンをする。
面子はランダムに決定される(ようだ。プレイヤーが指定することはできない)。同じ思考ルーチンが同時に複数、面子として採用されることも多い。
牌ゲームは全部で9種類。最初からプレイできるのは「五枚麻雀」だけだが、条件を満たすことで「ポンジャン」「The清一〜初級〜」「八枚麻雀」「チージャン」などをプレイできるようになる。