「CosoTw」は、コミュニケーションサービス「Twitter」にツイート（つぶやきテキスト）を投稿するためのソフト。必要なときにさっと画面を開いてツイートを入力し、その場ですぐに投稿できるのが特徴。ツイートがテロップのように表示される「ストリームティッカー」機能なども搭載する。

メイン（つぶやき）画面は、付箋紙ソフトの付箋によく似た、コンパクトなデザイン。他の付箋紙ソフトと同時に起動し、混在して配置しておけば、周囲の人に気づかれることなく、Twitterに投稿することができる。

主な操作にはショートカットキーが割り当てられ、必要な機能を瞬時に呼び出すことが可能。標準で、

• ウィンドウの表示：【Shift】＋【右Ctrl】2回（【Alt】＋【F4】）
• ウィンドウの非表示（隠す）：【Shift】＋【右Ctrl】2回（表示と同じ操作）
• 投稿：【Shift】＋【Enter】
• Web検索：Googleが【Ctrl+G】、Wikipediaが【Ctrl+W】
• ウィンドウの透明/不透明切り替え：【Ctrl+H】

【@】キーでフォロー中のアカウント名、【#】キーでハッシュタグをすばやく検索することも可能。例えば【@】を入力すると、フォロー中ユーザの一覧がポップアップ表示され、一覧から選択・入力できる。インクリメンタルリサーチにも対応し、文字を入力するたびに候補が絞り込まれてゆく。

ブラウザのアドレスバーを選択した状態でつぶやき画面を表示させると、URLを自動的に取り込む機能もある。取り込まれたURLは「bit.ly」で短縮化される。

さらに、フォロワーのツイートを閲覧できる「ストリームティッカー」機能も用意されている。最新のツイートを受信し、帯状のウィンドウに文字列を右から左へ流して表示する。フォロワーのほか、任意のキーワードを含むツイートを表示させることも可能。ティッカーウィンドウからは、選択したツイートをブラウザで開いたり、新しくつぶやき画面を表示させたりすることも可能だ。

最近追加された「ツイートを読むための機能」も、ティッカー方式でユニーク。表示しておくと新しいツイートがニューステロップのように流れ、いつでもチェックできる。

開発中に苦労した点
単純な見た目からはわからないかもしれませんが、自分がほしいモノを追求した結果、このソフトは「Windowsプログラミングの小技の塊」みたいなものになりました。その小技を一つひとつマスターしていくのに、時間を要しました。また、C#で本格的にソフトを開発するのがはじめてだったので、GC等、.NET Framework環境特有の問題に苦労しました。

ユーザにお勧めする使い方
ほぼ、つぶやくこと専用のソフトなので、別の一流Twitterクライアントと併用するのが一番幸せな使い方だと思います。僕もそうしています。また、Twitterのタイムラインの空気を読まずに、ただ思うがままにつぶやきたいときに使うのもいい使い方だと思います。

今後のバージョンアップ予定
少し空気を読めようにします（←この機能は現在試験中で、本稿が掲載されるときには公開済みかもしれません）。また、自分がもう少しTwitterの使い方を覚えたら、それに対応してバージョンアップしようとも思っています。あと、会社等でのTwitterへのアクセス制限をどうにか超えたいなぁと漠然と思っています。