ジャンプと魔法を駆使してステージをクリアし、魔女のお嬢さんを帰らずの森から脱出させるアクションパズルゲーム。迷い込んでしまった帰らずの森から、魔女のお嬢さんを脱出させよう
「かえらずのもり」は、魔女のお嬢さんを操り、魔法とジャンプを駆使しながらゴールを目指すアクションパズルゲーム。シンプルなルールや見かけのかわいらしさとは裏腹に、シビアで手強い。マルチエンディングが採用され、ハッピーエンドを見るにはやり込みが必要だ。
ゲームの主人公は、名も知れぬ魔女のお嬢さん。人間界に追放されて早々「魔女狩り」に遭い、斧や鍬を掲げた大勢の村人の手から逃げ回ることになる。逃げ回った末、迷い込んでしまったのが見知らぬ森の中。そこは明らかに普通の森ではなかった。どれほど歩き回っても出口にたどり着くことができず、あたりには魔法で姿の変わる不可思議なブロックや奇妙な動植物が生息している。どうやらこの森は、魔界で「一番大切な物が奪われる」と恐れられている「帰らずの森」のようだ。なんとかして脱出しなくてはならない……。
操作はキーボードまたはゲームパッドで行う。【←】/【→】キーでお嬢さんを左右に移動させ、ジャンプキー(【X】)でジャンプ、魔法キー(【D】)で魔法を発動する。ポーズはスペースキー。キーやボタンの配置は、プレイヤーがカスタマイズできる。
魔法とジャンプを上手に組み合わせて、ステージ上を移動しよう
ゲームの内容は、ステージクリア型のアクションパズル。ジャンプと魔法の二つの能力を駆使し、触れるとたちまち死亡してしまう危険な動物やトラップだらけのステージ内を移動してゆく。出口のゴール(ステージによっては赤と緑の二つがある)までたどり着けばよい。
攻略の最大のポイントは、各ステージに配置された赤と青のブロックをうまく利用すること。ブロックは「一方の色のブロックが実体化しているときは、もう一方が非実体化し、魔女が魔法を使うたびに、その状態が交互に変化する(魔法はステージ上のブロックすべてに効果を及ぼす)」というもの。この性質を利用することで、ブロックが邪魔して通れない場所を通ったり、足場を作ったり、ブロックの上にあるものを落としたり、モンスターの動きを制限したりといったことができるようになる。さらに、魔女は魔法を使っている間、空中で停止することも可能。魔法は、ステージごとに使用できる回数が決まっている。
ステージ上を移動しながらアイテムを集め、ライフやコンティニューをゲットしよう
魔女のお嬢さんのもうひとつの能力がジャンプ。【←】/【→】キーと併用することで、縦横ともにブロック1個分の距離をジャンプできる。ブロックからブロックに飛び移ったり、ブロックの上まで飛び上がったりして、ステージ上を移動してゆく。
ステージにはさまざまな敵やアイテムが登場する。なかでも重要なのが赤いキノコ。赤いキノコに飛び乗ることで、自力では飛び上がれない高い場所まで大ジャンプすることができる。
ステージ上の動物に触れると、ライフを1個失う。下から生えているトゲのようなものに触れてもアウト。上から垂れ下がっている鍾乳石のようなものは、その下を魔女のお嬢さんが通ると、ぐらついて落ちてくる。落ちてくる前に急いで通り抜けよう。ステージが進むにつれて季節も変化し、登場するギミックも変わってくる。
アイテムのうち、「宝石」は得点アイテム(青が50点、赤が200点)。2,000点ごとに1UPする。魔法薬は、緑が1回分、青が3回分、魔法の使用回数を増やしてくれる。帽子は取得するとハートが出現し、1回コンティニューできるようになる。ただし、ストックできるのは常に1回分だけ。鍵は、1回だけドアを開けることができる。