直感的に操作できるタイムスタンプ/属性変更ソフト。フォルダ単位でファイル/フォルダの日時や属性を変更できる。「Neo FileTimeChange」は、ファイルの「作成日時」「更新日時」、さらには「読み取り専用」「隠しファイル」などといった属性をまとめて変更できるソフト。インターネットから収集したファイルやデジカメ写真のファイルなど、大量のファイルを一気に処理したいときなどに適している。作者・NJPさんによる「FileTimeChange」の後継にあたり、インタフェースの改善などが図られている。
操作は簡単。(1)処理対象となるフォルダを指定し、(2)必要に応じて、処理対象のファイル/フォルダを絞り込み、(3)変更する属性や変更方法などを設定して、実行すればよい。処理対象フォルダの指定は、ドラッグ&ドロップで行うことが可能。実際に実行する前に、思い通りの結果になるかを確認できる「実行プレビュー」や、ログファイルをもとに、変更した日時や属性を変更前の状態に戻す「復元」といった機能も用意されている。
変更できるファイル情報は大きく分けて、
- 日時(作成日時、更新日時、アクセス日時)
- 属性(読み取り専用、隠しファイル、アーカイブ)
の2種類。日時の変更では「指定した日時で指定」「撮影日に変更」「指定した時差で変更」することが可能。サブフォルダ以下のファイル/フォルダを変更処理対象とすることもできる。「指定した時差で変更」では、- ユーザが指定した開始日時を起点とするか、ファイルの日時を起点とするか
- 項目数に応じて累積的に時間を変更するか、均等に時間を変更するか
- 時間を進めるのか、戻すのか
などを設定できる。デジカメ写真のExif情報に含まれる撮影日時(写真の撮影日、デジタルデータの作成日時や変更日時)を変更することも可能。変更方法は「指定日時に変更する」「ファイルの更新日時など他の日時に合わせて変更する」「指定した時間差分で変更する」から選択できる。