献立作成や栄養管理を支援してくれるソフト。“一品、一食、一日ごとに献立を作成”できる。「栄養マイスター」は、栄養価、栄養バランスなどを考えながら、献立を作成するためのソフト。食品ごとの栄養データを持ち、献立作成中に栄養量をリアルタイムで確認することが可能。作成した献立は、写真やレシピ付きで保存できる。献立作成を行える「BASIC版本体」に加え、「個人管理」「原価計算」などのオプションキットが用意され、必要に応じて組み合わせて使えるようになっている。
献立は「一品」「一食」「一日」の単位で作成できる。「一品」の献立をベースに、一品献立を組み合わせて「一食」献立を、さらに一食献立を組み合わせて「一日」献立を作ってゆく仕組み。献立には日付や廃棄率、分類、キーワードを設定することが可能で、献立の画像も付けられる。
献立作りは、食品(材料)を選択し、それぞれの重量(量)を指定して行う。食品は、食品番号や食品名で検索することが可能。重量はグラム単位での入力となるが、「小さじ×杯」などの目安量も表示され、実際の調理を効率的に行える。人数を指定することも可能で、一人分の重量を入力したあとに、必要な人数分の量を求めることができる。
食品を入力すると、五訂増補日本食品標準成分表(2005年)、改訂日本食品アミノ酸組成表(1986年)、五訂増補日本食品標準成分表脂溶性成分表(2005年)のデータにもとづいた成分や、「エネルギー」「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」「塩分」といった栄養量が反映される。これらのデータは「一食」では一品ごと、「一日」では朝、昼、夕などの時間ごとにも表示される。さらに、成分ごとの詳細情報や栄養バランス、食品群別の摂取量を閲覧することも可能。アレルゲンを登録しておけば、アレルギー確認も行える。
BASIC版本体に追加できるオプションキットには、
- 個人の栄養指導、食事指導のための「個人管理キット」
- 月報などを作れる「統計キット」
- 業者ごとに発注書を作成できる「発注キット」
- 原価計算を行える「原価計算キット」
- 食事のバランス診断やアドバイスをしてくれる「食事バランスガイドキット」
が用意されている。