Windows 7専用の高速・最適化ユーティリティ。インストールするだけで最適化され、高速な作業環境を実現できる。「驚速 for Windows 7 ダウンロード版」は、Windowsの動作速度に影響を与えるさまざまな項目を調整・最適化することで、OSやアプリケーションの起動、実行速度、ファイルのコピーなどを高速化できるソフト。IE 8やWindows Liveメール、Windows Media Player 12などの起動を高速化することも可能。難しい設定は不要。自動調整機能により、ユーザが特別な設定をすることなく、パソコンを高速化できるようになっている。
搭載された機能は大きく分けて七つ。
- Windows 7の最適化
- 自動デフラグ
- 自動メモリ最適化
- パソコンの起動高速化
- よく使うソフトの起動高速化
- ファイルコピー/移動の高速化
- インターネットの高速化
「Windows 7の最適化」では、OSのプロパティやレジストリ設定、ログの設定など、40項目以上に及ぶ設定を自動的に変更することが可能。動作速度を全般的に改善できる。「自動デフラグ」では、ハードディスクの断片化を自動的に解消してくれる、デフラグの設定を行う。デフラグ機能はWindows 7標準のものではなく、独自開発のもの。フォアグラウンドの作業に影響を与えることなく、バックグラウンドでの自動デフラグを可能にしている。
「自動メモリの最適化」は、OSやアプリケーションが占有するメモリを自動的に整理し、フリーメモリを増やすもの。フリーメモリがある程度まで減少すると、自動的にメモリの最適化が行われる。ユーザが特別な操作を行う必要はない。
「パソコンの起動高速化」は、自動起動されるサービスの最適化やスタートアッププログラムのON/OFFによって、Windows 7の起動を高速化する機能。Windows Vistaに比べて起動が高速化されたWindows 7だが、「驚速 for Windows 7」が未インストールのWindows 7搭載パソコンと比較すると、約1.3倍もの高速化を実現できる(ソースネクスト調べ)。
「よく使うソフトの起動高速化」は、パソコンの使用方法を常時監視し、使用頻度の高いアプリケーションをあらかじめスタンバイ状態にしておく機能。これにより、例えばWindows Liveメールでは約5.6倍、Windows Media Player 12では約3.9倍も起動を高速化することが可能だ(いずれもソースネクスト調べ)。
「ファイルコピー/移動の高速化」および「インターネットの高速化」では、OSが持つコピーバッファやMTU/RWINといったネットワークパラメータを最適化する。特に大容量のファイルを転送する場合などに効果を発揮する。
「驚速 for Windows 7」の最大の特徴は、使用するパソコンに合わせて、さまざまな項目の設定を全自動で行ってくれるところ。設定は「驚速 for Windows 7」のインストール時に自動的に行われる。インストールさえしてしまえば、あとは設定を変更することなく、高速な環境が得られる。もちろん、各項目の設定確認や調整を手動で行うことも可能。機能ごとに設定変更画面が用意され、グラフィカルな画面で設定の確認や調整を行える。「自動調整」を選択して、インストール時に行われる自動調整を再度実行させることも可能。Windows 7標準のデフラグを、「驚速 for Windows 7」のデフラグ機能と連動させて利用することもできる。